2024年10月7日(月)『きょうの料理』で放送された「フライドポテト」のレシピ。
今回のテーマは料理研究家・有元葉子さんの「“おいしさ”をつくる下ごしらえ」です。
料理は8割以上が“下ごしらえ”という有元葉子さん。1日目のテーマは「じゃがいも」「キャベツ」「わかめ」を下ごしらえしてからの料理です。
ここでは“じゃがいもの下ごしらえ”から「フライドポテト」「じゃがいものうす甘煮」のレシピを紹介。
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本日紹介された料理
ここでは“じゃがいもの下ごしらえ”から「フライドポテト」「じゃがいものうす甘煮」を紹介。
じゃがいもの下ごしらえ
じゃがいもを買ったら、いつもまとめて下ごしらえをするという有元葉子さん。
じゃがいもはまず塩水にさらす、軽く塩ゆでする、のひと手間で、フライドポテトは表面がカリッとして中はホクホク、とびきりおいしいフライドポテトになります。
下ごしらえをすると、軽く火が通っているので、煮物も短時間で仕上がって、じゃがいも料理がぐっと気楽に作れます。
【1】
・フライドポテトにする場合は8等分、うす甘煮にする場合は4~6等分にゴロッと切る。
【2】
・塩水(なめると少し塩辛いくらい)に5~10分間つけ、ざるに上げて水けをきる。
【3】
・1.5リットルの沸騰した湯に塩大さじ1/2を加え、じゃがいもを5分間ほどやや堅めにゆでる。
・ざるに上げて湯をきり、粗熱を取る
・塩ゆでして粗熱が取れたら、冷凍用保存袋に入れて空気を抜き、冷凍する。
【保存】
・冷凍庫で約1ヶ月間
「フライドポテト」レシピ
カリッと揚げるだけで、とびきりのごちそうになります。
「フライドポテト」の材料
材料:2人分
※ 調理時間:10分
(下ごしらえの時間は除く)
※ 130kcal
※ 塩分:0.7g
・じゃがいも:2個(300g)
・揚げ油・塩
「フライドポテト」の作り方
【1】
・揚げ油を170℃に熱して下ごしらえ済みのじゃがいもを入れ、こんがりと色づくまでじっくり揚げる。
・途中で何度か網じゃくしなどですくって空気に触れさせると、
・カリッと揚がる。油をよくきり、熱いうちに塩少々をふる。
※ 冷凍の場合は凍ったまま揚げる。
「じゃがいものうす甘煮」レシピ
ほのかに甘い粉吹きいものような煮物。お弁当にもおすすめです。
「じゃがいものうす甘煮」の材料
材料:2~3人分
※ 調理時間:15分
(下ごしらえの時間は除く)
※ 90kcal
※ 塩分:0.7g
・じゃがいも:3個(450g)
・砂糖、塩
「じゃがいものうす甘煮」の作り方
【1】
・鍋に下ごしらえしたじゃがいもを並べ、ヒタヒタまで水を注いで中火にかける。
・フツフツとしてきたら落しぶたをし、湯の表面がゆらゆらするくらいの火加減でゆでる。
※ 冷凍したものがあれば凍ったままゆではじめてOK
【2】
・竹串がスッと通るようになったら、湯を少し残してきる。
・砂糖大さじ2、塩小さじ1/4を加え、弱火で水気をとばしながら煮る。
・水気がなくなったら鍋を振って少し煮くずれさせ、火を止める。
料理研究家・有元葉子さんの紹介
- 名前:有元 葉子(ありもと ようこ)
- 1942年生まれ、年齢 82歳(2024年現在)
- 出身:千葉県
ファッションデザイナー・石津謙介(VANの創業者)の元で企画部員として務めた後
婦人画報社で『MEN’S CLUB』の編集業務を担当。結婚出産を機に専業主婦なるが、20年後に女性誌編集者として仕事を再開。
たまたま受けた雑誌取材がきっかけに料理の仕事を始める。
東京・玉川田園調布「STUDIO281」で料理教室やワークショップを企画。
セレクトショップ『shop281』では、日常をより豊で楽しくするための商品を提供。
【有元葉子の著書】
『有元葉子の料理教室3 秋冬レシピ』
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告知と同時に予約が完了する幻の料理教室、固定ファンが多くいる有元葉子さんのレッスンを本で習うシリーズの第3弾、料理教室レシピ本の完結編。
“じゃがいもの下ごしらえ”まとめ
『きょうの料理』で放送された 有元葉子さんの“じゃがいもの下ごしらえ”から「フライドポテト」「じゃがいものうす甘煮」」のレシピを紹介しました。
関連タグ:きょうの料理
【番組情報】
NHKEテレ1『きょうの料理』
放送日時:毎週月~水曜日 21:00-21:25
再放送:毎週月~水曜日 11:30-11:55
今日の講師:料理研究家・有元 葉子
今日の料理:「フライドポテト」「じゃがいものうす甘煮」