2024年10月15日(火)『きょうの料理』で放送された「芋けんぴ」のレシピ。
今回のテーマは料理研究家・荻野恭子さんの「おやつのじかん」です。
さつまいもの「皮」はカリッと、「中身」は口当たりなめらかに!さつまいもを皮と身に分けて余すところなく楽しむおやつを教えてくれます。
今日は「芋けんぴ」と「芋ようかん」「スイートポテト」のレシピの3品。
ここでは「芋けんぴ」のレシピを紹介します。
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本日紹介された料理
ここでは「芋けんぴ」を紹介。
「芋けんぴ」のレシピ
手作りすればカリッとしながらも、しっとり柔らかい。堅すぎないソフトな口当たりで、食べやすい芋けんぴです。
結晶化した砂糖のシャリシャリっとした食感と甘さがアクセントになって、手が止まらなくなる美味しさです。
「芋けんぴ」の材料
材料:つくりやすい分量
940kcal(全量)
塩分:0.3g(全量)
調理時間:25分
(乾くまでの時間は除く)
・さつまいも:(大)2本(約900g)
※ ここでは厚めに削ぎ落とした皮(約300g)を使う。
(A)
・グラニュー糖(または砂糖):100g
・水:大さじ2
・
・黒ごま:大さじ1/2
・サラダ油
「芋けんぴ」の作り方
【1】
・さつまいもはよく洗って長いも2~3等分に切り、皮を3~4mm厚さにそぎ落とす。
※ 皮側の身は中心より白っぽい色でアクが強い。この部分ごと皮を切り落とす。
※ 残った身は「芋ようかん」「スイートポテト」に活用。
【2】
・【1】のさつまいもの皮を縦に5mm幅に切る。
【3】
・ボウルに【2】を入れて流水に当て、水を2~3回変えながらアクを洗い流す。
・取り出して水気をしっかりと拭く。
【4】
・皮を2回に分けて揚げる。
・フライパンにサラダ油を1cm深さまで注いで【3】の半量を入れ、弱めの中火にかける。
・時々混ぜながら、こんがりと色づくまで、じっくりと5~6分間揚げる。
【5】
・取り出して網にのせ、油をきる。
・残りの皮も【4】と同様に揚げ、油をきる
【6】
・皮を揚げたら、すぐにみつをつくる。
・別のフライパンに(A)を入れて中火で煮立たせ、砂糖を溶かす。
・表面の泡が小さくなり、トロリとするまで軽く煮詰める。
【7】
・【6】に【5】を加え、全体を菜箸で絶えず混ぜながら、みつを手早くからめる。
【8】
・黒ごまを加えて手早く混ぜ、みつをからめる。
・そのうちに、みつが固まってきて、つやが出てくる。
※ この段階で火を止め、作り方【10】と同様に乾かして、みつが透明な芋けんぴを楽しむこともできる。
【9】
・あめ状の糸を引いて重たくなってくるが、さらに混ぜる。
・透明なみつが白く結晶化したら、皮にまぶすようにかき混ぜる。
・水っぽさがなくなってシャリッとしたら、火を止める。
【10】
・オーブン用の紙に取り出して広げ、乾くまでおく。
作り方【5】で揚げたさつまいもの皮は、塩をふって食べても美味しくいただけるシンプルな塩けんぴに。さつまいもの自然な甘さが塩気で引き立ち、甘い芋けんぴにとはまた違った味わい!
料理研究家・荻野恭子さんの紹介
- 名前:荻野恭子(おぎの きょうこ)
- 1954年生まれ
- 出身:東京都
- 出身校:女子栄養短期大学を卒業
- 特技:料理教室、講演会活動、メディア出演など幅広く活躍
荻野恭子さんが、料理を始めたきっかけは、幼少の頃から食への興味が強く、様々な国の料理を食べてみたいと思ったことだそうです。
これまでに 世界65ヶ国以上を訪れ、様々な食文化に触れた経験から生まれた料理は、素材の持ち味を生かしたシンプルながらも奥深い味わい料理と評判です。
料理教室、メディア出演や書籍出版など、幅広い活動で料理の魅力を発信しています。
【荻野恭子の著書】
『おうちでできる世界のおそうざい』
「旅する料理家」と呼ばれる荻野恭子さんの世界のおそうざいレシピ集。日本でも手に入りやすい材料、誰もが作りやすいレシピで旅する気分が味わえる1冊。
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「芋けんぴ」まとめ
『きょうの料理』で放送された 荻野恭子さんの「芋けんぴ」のレシピを紹介しました。
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【番組情報】
NHKEテレ1『きょうの料理』
放送日時:毎週月~水曜日 21:00-21:25
再放送:毎週月~水曜日 11:30-11:55
今日の講師:料理研究家・荻野恭子
今日の料理:芋けんぴ