松本若菜は何でブレイク？売れたきっかけは？綺麗すぎる遅咲き女優の道のりとは

TBS系列のドラマ『西園寺さんは家事をしない』で主役の西園寺一妃を演じている松本若菜さん。綺麗すぎると評判でアラフォーとは思えないほど可愛らしくて魅力的です。

松本若菜さんは、意外なことに「遅咲き女優」と言われているんですね。

2022年4月のドラマ『やんごとなき一族』でのぶっ飛んだ顔芸でも話題になりましたが、そういえばそれ以前は知らなかったかも…なんだか突然有名になったような印象もあります。

そこで、松本若菜さんについて調べました。

松本若菜は遅咲き女優

2006年3月9日、松本若菜さんは 22歳の時に女優を目指して上京。

アルバイトをしながら演技の勉強をしてオーディションを受けていたといいます。

10代でデビューする女優も多くいる中では、22歳から女優を目指すのは少し遅いのかもしれません。

15歳でスカウトされる

しかし女優としてスカウトされたのは高校1年生の15歳のときです。

松本若菜さんの地元の米子に女優の奈美悦子さんが訪れて、学校帰りに握手をしてもらいに行ったときに奈美悦子さんから直接「芸能界に興味ない？」と声をかけられスカウトされたといいます。

女優なら芸能界の綺麗な人を身近でたくさん見ているでしょうが、そんな奈美悦子さんから見ても 松本若菜さんは綺麗で輝いていたのでしょうね。

東京の事務所から「1回、とりあえず東京に遊びに来てみませんか？」と連絡が来て上京したものの具体的に話が進むと怖気づいたといいます。

東京で仕事をするとか、芸能界に入るみたいなことが自分には遥か遠くの話だったので、何かめちゃくちゃ怖くなってきちゃったんですよね。

松本若菜さんは 1度は女優を目指そうとしましたが、結局 芸能事務所へ所属することを断ってしまいました。

高校卒業後は就職

高校卒業後は大学へ進学せずに地元で調理師免許を取得して就職します。

この頃は自分の将来のこともあまり考えていなくて「自分がやりたいことが見つかるまで、この仕事をしていればいいかなぐらいにしか思っていなかった」といいます。

シフト制で何時から何時まで仕事、終わったら家に帰って寝る。また翌朝同じ場所に行って接客して…という毎日を送っているうちに、私じゃなくてもいいんじゃないかなって思いはじめて。
引用元：テレ朝POST

松本若菜さんは毎日の仕事に物足りなさを感じるようになり、22歳のときに「年齢的にも最後のチャンスかもしれない」と、上京して女優へチャレンジすることを決意します。

綺麗すぎる店員

上京してからは、新宿の『ルミネtheよしもと』の近くのうなぎ屋でアルバイトをしながら演技のレッスンに通っていました。

よしもとの劇場に出演している芸人たちの間で「うなぎ屋さんの綺麗すぎる店員」として話題になって、明石家さんまさんやチュートリアル徳井さんたち芸人の間で“伝説の美女”と言われていたといいます。

松本若菜さん目当てで通っていた芸人が何人もいる中で、インパルスの板倉さんからは手紙を渡されたこともあるとか。

女優デビューは仮面ライダー電王

うなぎ屋でのアルバイト時代、初めて受けたオーディションに見事合格。

2007年、『仮面ライダー電王』で電王に変身する主人公・佐藤健さんの姉役で女優デビューします。

松本若菜さんは うなぎ屋でのバイトが終わって、うなぎのタレのにおいがついたままでオーディション会場に行ったそうです。

他のオーディションを受ける人たちは「今までの出演作は〇〇と〇〇です」と自己紹介する中で、出演作の無い松本若菜さんは「今アルバイトをしていてバイト帰りなのでちょっとタレくさいです」と紹介して、審査員から笑われたといいます。

しかしそんな気取らない自然体の姿が気に入られてスムーズに話が進みデビューとなりました。

松本若菜は何でブレイク？売れたきっかけ

女優としてデビューした後、数々のドラマや映画に出演するようになりますが、それでも女優１本でやっていくのはまだまだ先だったようです。

松本若菜さんのように綺麗で存在感があっても、なかなかブレイクできないとはやはり厳しい世界ですね。

女優しながらバイトを続ける

松本若菜さんは女優として活動し始めましたが 33～34歳頃までアルバイトをしていたといいます。

調理師免許を取得していることから、うなぎ屋、すし屋、沖縄料理店、カフェと様々な飲食店でのバイトを経験しています。

「ホールもキッチンもやっていた。カフェではアルバイトの料理長を３、４年はさせてもらっていた。最後は社長にシフトも相談されて、バイト仲間の時給も相談され始めて」
引用元：サンスポ

お客さんから気づかれることも度々あって「松本若菜さんですよね」と言われても、「ええ？誰ですか」「違いますよ」と貫いていたそうです。

確かにバイト先で声かけられても嫌ですよね。お客さんも 松本若菜によく似た人…では終わらず写真まで見せられたこともあり「えっ似てるかなあ」と演技して切り抜けていたといいます。

ブレイクするきっかけ

綺麗すぎる容姿なのにオーディションでは落ち続けて「自分には女優として強みになる個性がない」と自覚していたものの、プライドが邪魔をして受け入れられなかったといいます。

合格した女優の出演作を見て「なぜこの子なんだろう」と羨んだり妬んだりすることもあったそう。

30代前半になって、個性がないことを受け止め 「個性のない自分には主演は務まらない」それならば「助演という居場所を極めよう」と、個性を補える芝居の力をつけようと心に決めたといいます。

それから松本若菜さんの女優としての快進撃がはじまるんですね。

「やんごとなき一族」の松本劇場

松本若菜さんがブレイクしたのは、2022年4月のドラマ『やんごとなき一族』で主演の土屋太鳳さんを虐める義理の姉・深山美保子役です。

松本若菜さんはこの役でブレイクするまで「１５、６年かかりました」と、しみじみ振り返っていたといいます。

『やんごとなき一族』のドラマ自体、松本若菜さんの強烈な演技で人気になったと言ってもいいほど、番組公式で『松本劇場』として推していました。

この怪演で松本若菜さんは数々の賞を受賞しています。

松本若菜のぶっ飛んだ顔芸

まとめ：松本若菜は何でブレイク？

『西園寺さんは家事をしない』で綺麗すぎると話題の松本若菜さん、ブレイクするまでの道のりと売れたきっかけについてまとめました。

松本若菜さんほど綺麗ならすぐにでも売れっ子女優になりそうなのに、ブレイクするまでに15、６年とは、綺麗なだけでは売れないってことですね。

正直なところ、他の俳優で可愛いけど演技はどうなの？イケメンってだけでドラマに出すなよ！って言いたくなる人もけっこういる思うんですけどね…そのかわり早く消えるかもしれないけど…

松本若菜さんの場合は下積みがあったからこそ現在の活躍に繋がったのだから、売れないときも自分を見つめる大事な期間だったようですね。

これからの松本若菜さんの作品も楽しみです。