9月11日(水) テレビ東京放送『何を隠そう…ソレが!』
今回のテーマは「お悩み中の方必見“人生のタメになる神の一言”」
MCは内村光良さん、語り手たちが「何を隠そう…ソレが!」をキーワードに、偉人・芸能界・モノにまつわる逸話を披露します。
最初は何気なく見てたのですが“人生のタメになる神の一言”が「すごい」「なるほど」と思える言葉がいくつも出てきました。
この言葉は後になってから思い出したいかも…と印象に残った「人生のタメになる神の一言」を言葉を抜粋してまとめました。
矢沢永吉さんへ言った妻の一言
1980年代後半、矢沢永吉さんは世界進出の夢を実現するために、オーストラリアの土地とビルを購入。
しかし、信頼していた人物に騙されて、35億円の借金を負います。
多額の借金で人生のどん底で、本当にもうダメだと思った矢沢永吉さんへ言った妻の一言
矢沢永吉が本気を出したら それぐらいの額返せるでしょ!
矢沢永吉さんは、その言葉に「マジで?」と3回聞き返したといいます。
そこから今まで以上にやる気を出してライブを行い35億円を6年で返済しました。
番組の中では「35億円を6年」と言っていましたが、調べてみると違うようです。
6年で完済したと報道されているが、「実際は15、6年かけて返済していた」と後に語っている。
引用:Wikipedia
まあ6年でも16年でも、一般人には絶対にできないことなので、永ちゃんの本気がすご過ぎることは変わらないと思います。
夫へ言ったヒラリー・クリントンの一言
第42代アメリカ大統領のビル・クリントンさんと妻のヒラリー・クリントンさんが、たまたま立ち寄ったガソリンスタンドのオーターが、ヒラリーさんの元カレだったそうです。
そこで、ビルさんが「あの時 彼と結婚していたら、君はガソリンスタンドのオーナー夫人だったね」と言いました。
そのとき、夫に言った ヒラリーさんの一言
私があの人と結婚していたら、あの人がアメリカ大統領だったわ
ヒラリーさんカッコいい返しですね。ひょっとしたら実際にそうかもしれません。
大谷翔平へ言った恩師の一言
大谷翔平選手は、高校時代もピッチャーで4番でしたが、プロに行くとピッチャーをやるんだろうかと悩んでいたそうです。
そのときの 大谷選手に言った 花巻東高校 野球部の佐々木監督の一言
物事を不可能にするのはすべて先入観
先入観が人の可能性を半減させてしまう、先入観を持たずに挑戦を続けることで、人間の可能性は広がっていくということを大谷選手へ伝えたそうです。
その言葉が現在の2刀流の大谷翔平選手を生みました。
イチローへ言った王貞治の一言
イチロー選手がメジャー球団マリナーズに移籍後、個人の打撃成績は抜群なのにチームは最下位でした。
そのことに悩んで、尊敬する王貞治さんにアドバイスを求めに行ったそうです。
チームの勝敗が気になる中どういう心持ちでプレーをしていたのかを訪ねたところ、イチローさんへ言った王貞治さんの一言
自分のために決まっているじゃないか
自分のために打ちまくって最高の成績にすれば、チームも1番勝ちに繋がりやすい。
そんなことに悩むなら自分のために打ちまくれ・・・
勝俣州和へ言った萩本欽一の一言
勝俣さんは萩本欽一さんがMCを務めるオーディション番組に受かって芸能界デビュー。
当初はウケていたものの、1年経つとお客さんが笑ってくれなくなったそうです。
そこで勝俣さんはまた萩本欽一さんに「もっと面白くなりたいんですけど、どうすればいいですか?」と質問しました。
そのとき勝俣州和へ言った師匠である萩本欽一さんの一言
面白くなんてならなくていい 優しくなりなさい
優しい人の笑いは誰も傷つけない、冷たい人のする笑いは誰かを傷つけている。
面白いというこをを磨くのではなく、自分の中の優しさを磨きなさいということで言ったそうです。
アンガールズ田中へ言った蛭子能収の一言
アンガールズの田中さんが、若手時代にすべり続けて悩んでいたときに、漫画家の蛭子能収さんと雑誌で対談したそうです。
田中さんが蛭子能収さんへ悩みを打ち明けたところ、田中さんへ言った蛭子さんの一言。
そもそも世の中の人はそんなに田中くんのことを見てないよ。
最初は失礼なことを言う人だなと思ったそうです。
「でも確かにそうだよな」と思ったら、スベる事も怖くなくなって、もっと好きなことをやって行こうと思ったそうです。
武井壮にタモリが言った一言
武井壮さんが芸能界デビューしたのは39歳の頃、そこで初レギュラーになったのが『笑っていいとも!』です。
有名なレギュラーメンバーの中で、デビュー3ヶ月目の武井壮さんのことを知るお客さんは誰もいなくて引け目を感じていたそうです。
そこで、タモリさんに相談して「どうやってその地位に上り詰めたんですか?」と聞いたところ
俺は「なりすまし」なんだよ。司会者やるときは今まで見てきた司会者のフリをして 司会者っぽくしていたら司会者っぽくなる。そのまま「なりすまし」で同い年くらいのたけしとさんまがいて、ビック3と言われるようになったんだよな。
そう言ったあと、武井壮さんへタモリさんが言った一言
お前もなりすましだろ?
事務所にも入っていないし、アスリートだし、それでもなんかテレビに出ているだろ。
だから気にせず、レギュラーみたいな顔してればいいんだよ。
だから気にせず、レギュラーみたいな顔してればいいんだよ。
そして武井壮さんはレギュラーっぽい顔をするようになったら、だんだんと注目されるようになったそうです。
キングダムの作者へ言った井上雄彦の一言
大ヒット漫画『キングダム』が、週刊ヤングジャンプに連載が始まった当初、まったく人気がながなく、このままだと連載打ち切りになるかもしれない状況。
ここで作者の原泰久さんは、師匠である『スラムダンク』の井上雄彦先生に相談したところ、
原泰久さんへ言った井上雄彦さんの一言。
主人公の黒目を大きくしろ
それを実行したら大ヒットしたそうです。
たったそれだけのことで人気が変わるほどの差があるんですね、そんな小さなことを見抜いてアドバイスを送る井上雄彦さんがスゴイです。
若手芸人に言った内村光良の一言
お笑いコンビ ウエストランドの井口さんは、デビューしたばかりで 他の若手芸人たちと出た番組で、内村光良さんに会ったそうです。
そのとき内村さんから「ああ お前らか…」と知っているかのような言葉を言ったので、まさか俺達のこと知らないでしょ?知ってるんなら名前を言ってみてくださいよ。と言ったところ内村光良さんは、若手芸人全員のフルネームを言ったそうです。
内村光良さんが全員の名前を知っていた理由は
自分が若手のときに先輩に名前を呼んでもらって嬉しかったから、俺も覚えるようにしている
それに対して内村光良さんは「めっちゃ一生懸命覚える」とこたえていました。
それでも、自分が嬉しかったことを、後輩へしてあげる内村さんがすごいですね。
移動式の店の店主の一言
矢野商店という移動式の店の店主が、開店するために荷物をトラックから下ろしていたところ、お客さんが勝手に段ボールから商品を取り出していったそうです。
店主が忙しくしている中で、お客さんが勝手に出した商品を「これいくら?」と次々に聞いてきて、混乱して対応しきれなくなって言った矢野店主の一言
もう全部100円でええ!
そこから、矢野商店から大創産業へ社名を変更。
100円ショップDAISOがスタートしたそうです。
子供やる気を格段にアップさせる褒め言葉
受験指導のトッププロ・西村創にさんに聞いた子供のやる気を格段にアップさせる魔法の言葉。
やる気をアップさせる方法は褒め言葉だそうです。
「すごいね」ではなく「すごいな」と自分が驚く
「すごいね」は相手に向かって言う言葉、「すごいな」は自分が驚く言葉。
「すごいね」というのは子供をほめてい言葉なので、親が自分に勉強させるために言っていると思うそうです。
「すごいな」というは親が勝手に驚いている言葉、子供は自分を認めてくれたと思うそうです。
「ね」と「な」が違うだけで、子供のやる気が変わるそうです。
そんな小さなことで?と思いますが、確かに「ね」と「な」でニュアンスは違うし、子供は敏感に感じ取るのかもしれないですね。
まとめ:人生のタメになる神の一言
『何を隠そう…ソレが!』の“人生のタメになる神の一言”の中で印象に残った言葉をまとめました。
特にタモリさんの「なりすまし」には心に残りました。タモリさんはいつも飄々として、頑張っている感じにはみえないけど、「なりすまし」でなんとなくうまく行っていたんですね。
「なりすまし」って言葉はあまり良くは聞こえないけど、一生懸命頑張ってもうまくいかなくて悩んでい人には「気にしないでなりすまし」になればいいっていうのは心が軽くなる言葉だと感じます。