3月20日、大谷翔平選手の通訳として公私ともに大谷選手を支えていた水谷一平さんが、違法賭博でドジャースを解雇されました。
しかし、水原一平さんの発言や球団側の対応に不可解な点がいくつもあることから、水原一平さんは大谷翔平選手の身代わりになったのではないかという説が浮上しています。
水原一平さんが、大谷翔平選手の身代わりではないかと言われる理由として以下の点が挙げられます。
- 水原一平さんの証言が1日で一転し、ウソの発言をしたと答えた。
- 大谷翔平選手の口座から、昨年 数ヶ月に分けて送金されている。
- 大谷翔平選手がロッカールームで事実を知った。
そこで、水原一平さんが大谷翔平選手の身代わりになったという説について検証します。
水原一平は大谷翔平の身代わり説
水原一平さん身代わり説とは、違法賭博を行ったのは大谷翔平選手で、水原一平さんがその身代わりとなったのではないかというものです。
アメリカでは、SNSで大谷選手への疑惑の声が多く上がっているようです。
一部では、違法賭博とは知らずに、大谷翔平選手と水原一平さんが一緒にスポーツ賭博を楽しんでいたのでは?という声もあります。
事件に不可解な点が多く、何が本当かがわからないことから憶測が生まれています。
連邦捜査局(FBI)がの捜査で発覚
連邦捜査局が、違法賭博の捜査を行っている中で、ロサンゼルス・エンジェルスの本拠地があるオレンジ郡在住の賭博運営者が調査されて、大谷翔平選手の口座から送金されていることが発覚しました。
大谷選手の代理人が調査をして、その送金が水原一平さんの違法賭博によるものだと明るみになったのです。
大谷選手の広報担当者は、ESPN(アメリカのスポーツ専門チャンネル)に、大谷選手が水原一平さんの賭博での借金を肩代わりするために送金したと語りました。
そして、19日に広報担当者は水原一平さんをESPNに紹介、水原一平さんが90分に及ぶインタビューを受けたのです。
水原一平さんの証言が1日で一転
水原一平さんは、インタビューで次の事を語りました。
- 大谷選手にお願いして 借金の支払いに同意してもらった。
- 水原一平さんが同席して見ている前で 大谷選手が自分のパソコンから送金した。
- 昨年、数ヵ月間に分けて送金を行った。
- 大谷選手は賭博にまったく関与していない。
インタビュアーから「なぜ大谷選手はあなたにお金を渡さず、直接支払ったのか」との質問には、「大谷選手は、お金に関して私を信用していない」と答えています。
しかし、ESPNが水原一平さんの主張を大谷選手の代理人に伝えると、大谷選手の代理人は「大谷は “大規模窃盗”の被害者だ」と声明を発表。
水原一平さんは、この声明に合わせるように内容を一転させ、「大谷選手は賭博や借金、借金返済について何も知らなかった」と前回の発言を完全撤回したのです。
大谷翔平の口座から送金
この時点で不可解な点が多くあります。
水原一平さんが最初に証言したように大谷選手が知っていたか、それとも何も知らなかったのか、どちらにしても大谷選手の口座から送金されたことは事実です。
身代わり説その1、窃盗の場合の謎
大谷選手の代理人が言うように「窃盗」だった場合は、水原一平さんが勝手に大谷選手の口座から送金したことになります。
口座情報を何も知らずにセキュリティを破って送金することは一般人には不可能でしょう。
仮に口座情報を教えてもらっていたとしても、ID、ログインパスワード、本人認証など、セキュリティが厳しい口座情報を、本人が知らない間に勝手に操作することは難しいのではないでしょうか。
身代わり説その2、横領の場合の謎
大谷翔平選手が水原一平さんに口座を管理する権限を与えていて、勝手に送金していた場合は「横領」となります。
この場合は送金することは可能ですが、いくら専属通訳で公私ともに親しいからといって、銀行口座の管理まで任せるでしょうか。
仮に任されていたとしても、それだけの大金になれば銀行側も本人に確認を行うのではないでしょうか。
アメリカでは大谷選手の管理の甘さを批判する声も出ています。
大谷が仮に一介の通訳に自身の銀行口座の一部へアクセスできる〝隙〟を与えていたとしたら。 「それこそが〝通訳のお面〟をかぶった『泥棒』につけ込まれるボーンヘッド(間抜け)だった」(米メディア関係者)
引用元:東スポWEB
身代わり説その3、詐欺の場合の謎
水原一平さんは違法賭博だということを知っていて、それを隠して合法だとウソをつき、大谷選手に送金してもらった場合は「詐欺」になります。
しかし、証言が一転した後は「大谷選手は賭博も送金も何も知らなかった」と言っているので、詐欺だとしても、大谷選手側も「何も知らない」とウソを言ったことになります。
昨年 数ヶ月に分けて送金
大谷翔平選手はお金には無頓着です。
日本ハムファイターズ時代は、契約金と年俸、CMの契約料など5億円を超える貯金があるのでは?と言われていました。
そしてお金はすべて両親が管理していて、大谷選手は社会人になってもずっと月10万円の“お小遣い制”でした。
それでも、使うお金は食費、トレーニング代、サプリメント代くらいで、10万円のお小遣いが余っていたそうです。
現在もお金に無頓着なのは変わっていないかもしれませんが、貯金の額は100億円を軽く超えていて お金を管理する専属の会計士もいることでしょう。
大谷選手の口座からは、昨年 数ヶ月に渡ってお金を送金しているので、半年ほど前から送金されていたことになります。
それほどの大金が動いていて、半年間も誰も気が付かないということがあるのでしょうか。
大谷翔平はロッカールームで事実を知った
水原一平さんはドジャースのチームメイトに対して、ロッカールームで告白しています。
そのときの様子について、ロサンゼルスタイムズのディラン・ヘルナンデス記者が語っています。
「開幕戦の試合後に 水原通訳がチームに話をしたみたいで、その時の話はESPNに最初に言った『借金ができて大谷選手が払った』というような雰囲気の話だったようです。 そういう意味で『クビになるような雰囲気ではなかった』と そのスピーチを聞いた人たちは言っている」と明かした。
「球団の状況に詳しい人によると、そのスピーチを大谷選手が聞いて『あれ?なんかおかしいな』と思ったと。 そこから水原通訳がチームと話をして『いや、これはおかしい』となり、そこから(大谷が)『僕は金を盗まれたんだ』と 言っているみたいなんです。 表ではまだ何も言ってないですけど」と証言した。
引用元:東スポWEB
この報道が事実であれば、大谷翔平選手はこのロッカールームで始めて知ったということになり、水原一平さんは「窃盗」となります。
球団側の不可解な対応
球団側は、大谷選手の専属通訳の不祥事を、事前に大谷選手に伝えていないということになり、水原一平さんも大谷選手に告白する前にチームメイトの前で話したことになります。
大谷選手がショックを受けるかもしれない出来事を 先に本人に伝えず、いきなりチームメイトの前で発表させるという球団側の対応も不可解です。
さらには、前日に水原一平さんをESPNに紹介してインタビューを受けさせています。
連邦捜査局(FBI)が捜査を行っている中で、なぜわざわざインタビューを受けさせたのでしょうか。
水原一平は身代わりで大谷翔平を庇っている?まとめ
個人的には、大谷翔平選手は何も知らなかったか、違法とは知らず水原一平さんの借金を肩代わりしたかのどちらかだと思っています。
それは大谷選手はお金に限らず、野球以外のことにはほぼ興味がないからです。
栗山監督が、日本ハムファイターズ時代 当時23歳の大谷翔平選手がチームメイトに向かってスピーチした内容を語りました。
「遊びたい、飲みたい、いろいろやりたい、そんなので優勝できるわけないですからね」「勝ちたいんだったら野球やるしかないんです」
自分よりも年上のベテラン選手もいる中で、こんなにはっきりと言う大谷選手が、ギャンブルを行うとは到底思えません。
ただ、不可解な部分が多くあって何が本当なのか、わからないことがあるのも事実です。
そこへ球団側やMLBの思惑もあるのでしょう。
「今回の賭博問題の真相を追及しても、誰もハッピーにはならないことはMLB、ドジャース、スポンサーを含めた利害関係者全ての一致した認識だと思います。
大谷を守ることが第一で、それは水原氏自身もよくわかっていることでしょう。
今後よほど大谷に不利な事実が発覚しない限り、イメージダウンしないようMLBは全力で擁護していくと思います」
引用元:YAHOO!ニュース
真相を追求しても誰もハッピーにはならないかもしれないけど、真相をうやむやにしたまま何となく今回の件が消えてしまうのもスッキリしないですね。
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