『有吉の壁』で人気のシソンヌ長谷川忍さんとじろうさん。
「キングオブコント2014」で7代目キングになって以来、徐々にテレビ出演が増えて、気がついたらいつのまにかいろんな番組で活躍するほどの人気コンビに。
『シソンヌ』というコンビ名も意味がわからず、なんとなくシュールな感じが2人に合っていると思います。
そんな意味不明な『シソンヌ』というコンビ名の意味はなんなのか、『シソンヌ』の名前の由来、なぜ『シソンヌ』と名付けたのかの理由についてまとめました。
シソンヌの意味は
『シソンヌ』って聞いたことのない変わった単語ですよね。
意味があるのか、それともなんとなく適当につけたのかと調べてみると、フランス語のバレエ用語だとわかりました。
クラッシクバレエ・ジャンプの技のひとつで「両脚で跳んで片脚で着地する」技名が『シソンヌ』です。
『シソンヌ』という単語自体には意味はなく、シソンヌ伯爵が考えたステップのため、この名前がついたと言われています。
体操競技の白井健三さんが考えて披露した技に『シライ』と名前がつくのと同じですね。
なので、フランス語のバレエ用語というよりも、フランス人の名前というのが正しいかもしれません。
コンビ名を『シソンヌ』にした理由
長谷川さんとじろうさんが初めてネタ合わせをした次の日に、コンビ名を決めようと、じろうさんがクラッシックバレエの用語辞典を持ってきたそうです。
じろうさんは最初から「クラッシックバレエに由来する名前」にしたかったようです。
国語辞書や辞典から名前を探すというのは聞いたことありますが、クラッシクバレエというのが、強烈な個性を醸し出すじろうさん独特の感性ですね。
長谷川さんは『アラベスク』という名前も候補に上げたそうですが、じろうさんがバレエ用語辞典の『シソンヌ』を見つめたまま動かなくなったので、『シソンヌ』に決定したといいます。
なぜ「クラッシクバレエ」から選んだのか
いろんな言葉がある中で、じろうさんはなぜ「クラッシックバレエ」にこだわったのでしょうか。
じろうさんは「なんとなく音の響きがよかった」という理由のほか、「その頃、バレリーナと知り合いになりたい、出会いたいと思っていたんですよ」と当時の“下心”も明かした。
引用元:MANTANWEB
「バレリーナと知り合いたい」というのは、じろうさんはその頃連載していたバレエの漫画『昴』がすごく好きだったというのが理由だそうです。
バレリーナと知り合いになりたかったじろうさんですが、「実際は出会えなかったんですが(笑)」ということです。
下心はうまくいかなかったようです。
そんな不純な動機のおかげで、バレエを知らない人には思いもつかないような不思議な響きな言葉『シソンヌ』というコンビ名がついたのだから、下心も役にたちますね。
シソンヌ(コンビ名)の意味と由来!まとめ
『シソンヌ』のコンビ名の意味はなにか、『シソンヌ』の名前の由来、なぜ『シソンヌ』と名付けたのかの理由についてまとめました。
- 『シソンヌ』の意味はクラッシックバレエのジャンプ技のひとつ。
- コンビ名を考えるときに、じろうさんが『クラッシクバレエ用語集』を持ってきた。
- じろうさんが『シソンヌ』を見たまま動かなくなったので決定した。
- 『シソンヌ』という音の響きが良かったのと、バレリーナと知り合いたいという下心から。
- 当時連載中のクラッシクバレエの漫画が好きだったから。
「クラッシックバレエ用語集」から名前をつけたかったのは、じろうさんの下心だと明かしていますが、じろうさんが動かなかったという理由で決定するって、長谷川さんもじろうさんの意見を尊重したんですね。
長谷川さんは芸人仲間から「シソンヌの補欠」とイジられても「俺はシソンヌの客演です」と自虐的にじろうさんがコントのメインであることを認めています。
『シソンヌ』というコンビ名は、他の人にはないじろうさん独特の感性を活かした名前なのでしょう。
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