お笑い芸人の カズレーザーさんは「自衛隊に取り憑かれていてる芸能人」として、『沸騰ワード10』の中で何度も自衛隊を訪れています。
自衛隊愛が炸裂するカズレーザーさんが、各地の自衛隊駐屯地に潜入している様子に密着する人気企画で、シリーズ化されていると言ってもいいでしょう。
すごいのは、カズレーザーさんは見学して単に「すごい!」を連発するのではなく、自衛隊の装備品や兵器についてすらすらと解説をして、その膨大な知識量は自衛隊員を驚かせるほどです。
そんな、自衛隊愛溢れるカズレーザーさんは、なぜそんなに自衛隊を好きになったのか? なぜ自衛隊の知識が豊富なのか? そんなに好きなのになぜ自衛隊に入らなかったのか?
そして訪問した際に自衛隊員に贈った言葉が「素晴らしい」と話題になった名言について調べました。
自衛隊に取り憑かれた歴20年|沸騰ワード
カズレーザーさんは『沸騰ワード10』の中で、これまでにいくつもの自衛隊駐屯地を訪問しています。
メディア初公開の貴重な映像や、カズレーザーさんの臨場感たっぷりの解説や、自衛隊を愛してやまない姿が見られ、この番組で自衛隊に興味を持った人も多いのではないでしょうか。
カズレーザーの自衛隊の知識がすごすぎる
驚くべきはカズレーザーさんの自衛隊に関する豊富な知識量です。
戦闘機マニアとか、戦艦マニアという一部のものに関してではなく、陸海空すべての装備品・兵器・武器に精通しているのです。
カズレーザーさんは読書家で、いろいろな情報や知識が豊富なことで知られ、テレビ番組のコメンテーターやクイズ番組でも活躍しています。
自衛隊に関してはファン歴20年以上ということから、相当量の自衛隊に関する本を読みまくっているのでしょう。
ただ、いくら本を読んで知識を得ても、忘れてしまったり、似たようなものならごっちゃになったりすると思います。
特に自衛隊に関しては、一般的には出てこない専門用語だらけです。
それでもカズレーザーさんは言葉が濁ることなく詳しい説明がスラスラと出てくることに、本当に驚かされます。
カズレーザーはなぜ自衛隊が好きなのか
カズレーザーさんが自衛隊を好きな理由について語っています。
「目的がそのまま形になっている、これが一番カッコいい」
「カッコつけてないところがカッコいい」
装備品や武器がカッコいいと思う部分もあるでしょうが、自衛隊そのものの姿やあり方を見ているカズレーザーさんならではの理由ですね。
危険をかえりみず「命をかけて人々を守る」という目的が形となり、そのために苦しい訓練を重ねる自衛隊の皆さんはカズレーザーさんのいう通りカッコいいです。
カズレーザーさんを通して、自衛隊のカッコ良さに気づいた人も多いのではないでしょうか。
カズレーザーさんは、2021年5月放送の『沸騰ワード10』の中で、岸信夫防衛大臣から感謝状と記念メダルを受け取っています。
カズレーザーが自衛隊に入らなかった理由
自衛隊を愛してやまないカズレーザーさんは、なぜ自衛隊に入らなかったのでしょうか。
本当かどうかは不明ですが
「赤い服を着られないから」
「髪を金髪にできないから」
ということが理由だと言われています。
カズレーザーさんは、高校が自由な校風で制服がなかったことから、高校1年生の頃からずっと「全身赤い服」で「髪は金髪」だったそうです。
学生時代のあだ名「レッド」
学生時代に家庭教師のアルバイトをしていたそうですが、赤い服と金髪で評判が良くなくて辞めたといいます。
就職活動中には「服装は自由」を信じて、全身赤色の服と金髪で企業の就職説明会に出席したこともあるそうです。
赤い服と金髪は、人気マンガ『コブラ』の影響だということですが、いくら好きでもここまで徹底して全身赤い服を着続けられる勇気のある人はそういないでしょう。
ここまで自分のスタイルを貫くほどであれば、自衛隊に入らなかった訳も納得できますね。
カズレーザーが自衛隊員へ贈った名言
カズレーザーさんは『沸騰ワード10』で自衛隊を訪訪問した際に、自衛隊員へ向けて言葉を贈ってます。
このカズレーザーさんの言葉が素晴らしくて、「感動した」「涙がでた」「さすがカズレーザー」といった反響が多くあがりました。
陸上自衛隊高等学校の卒業生への名言
カズレーザーさんは、自衛隊側からのオファーを受けて、全寮制の陸上自衛隊高等工科学校の“一日学校長”に就任しています。
1日学校内を回り、生徒たちの訓練や授業の様子を見学しました。
そして、最後に全校生徒たちの前で学校長挨拶としてスピーチをしたのですが、その中の言葉が素晴らしいと話題になりました。
皆さんは日々たくさんの大変な訓練をこなしていらっしゃると思います。
たくさん汗もかいていらっしゃいますし、辛い思い苦しい思いをされていると思います。皆さんが一滴汗を流すと、誰かが流す涙が一滴減ると思います。
みなさんがたくさん汗を流してくださるので、我々は涙を流さずに済んでおります。
我々の未来から悲しみを取り除いてくださって本当にありがとうございます。
感謝しています。
退官する自衛隊員への名言
カズレーザーさんが自衛隊を訪問した際に、自衛隊に35年間勤務して退官するという隊員に出会いました。
35年間について詳しくは語っていませんでしたが、大変な訓練を続けて、災害にも駆けつけて、多くの苦労があったでしょう。
それでも「35年間はあっさり終わってしまった」と語っていました。
この言葉にカズレーザーさんは
「あっさりすることが幸せですよね。」
「今後も後輩たちが代わり映えのない訓練だけの自衛隊生活が続くことが一番の幸せなんですよね。」
と応えました。
いろいろな苦労があっても、振り返るとあっという間に終わってしまったと虚しく感じるのはよくあること。
でも振り返ったときにそう言えるのは、やはり幸せなことです。
有事に備える必要はあっても、本当は有事などなくあっさりと終わることが一番です。
こういう言葉を、考えて言うのではなく、ほんとうにさらっと何事もないように応えられるカズレーザーさんは、本当にカッコいいです。
カズレーザーはなぜ自衛隊が好きなのか?まとめ
カズレーザーさんが自衛隊が好きなのか、なぜ自衛隊の知識が豊富なのか、なぜ入隊しなかったのか。
カズレーザーさんが自衛隊員に送った名言について調べました。
- 自衛隊が好きな理由は、「目的がそのまま形になっているところがカッコいい」「カッコつけてないところがカッコいい」から。
- 自衛隊ファン歴20年以上、もともと読書家なので、自衛隊に関する本に大量に読んでいると思われる。
- 自衛隊に入らなかったのは「赤い服が着られない」「髪を金髪にできない」から。
もともと、クイズ番組やコメンテーターなどでの活躍で、豊富な知識や的確なコメントにカズレーザーさんのすごさ感じていた人は多いでしょう。
自衛隊を好きな理由や、自衛隊員に向けた言葉を知って、ますますカズレーザーさんが好きになりました。
『沸騰ワード10』の人気企画になる理由がわかりますね。
一見ふざけて見える「全身赤い服」と「金髪」も、自分の信念を貫くこだわりを感じます。
きっと歳をとっても、ずっと全身赤い金髪のおじいちゃんになることでしょう。
これからも『沸騰ワード10』のカズレーザーさん自衛隊訪問シリーズを追いかけていきます。