3月17日 後楽園ホールで行われた NEW JAPAN CUP2023 準々決勝
内藤哲也選手とSANADA選手のロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン同門対決で、SANADA選手が勝利しました。
そして SANADA選手は、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンをを脱退するという衝撃の宣言!
SANADA選手はなぜロスインゴを脱退したのでしょうか。その理由と、ロスインゴのメンバーの反応についてまとめました。
SANADA ロスインゴ加入から脱退まで
SANADA選手がロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを脱退することは、なんとなくわかっていたファンも多いようです。
とはいえ、SANADA選手の脱退は ロスインゴファンの私にとってはショックな出来事でした。
まずは、SANADA選手のデビューからロスインゴ加入、脱退までのまとめです。
SANADAのプロフィール
- リングネーム:SANADA
- 本名:真田 聖也
- ニックネーム:sanaやん
- 身長:182cm
- 体重:100kg
- 誕生日:1988年1月28日
- 出身地:新潟県新潟市
「武藤塾」の新人オーディションに合格し、全日本プロレスに入門。
2007年3月にデビューし、2013年6月に全日本プロレスを退団。
2013年10月、武藤敬司が設立した「WRESTLE-1」に入団。
2014年3月 アメリカへ無期限遠征では、グレート・ムタへのオマージュでグレート・サナダ(The Great Sanada)になっていた時期もあります。
グレート・サナダは 小顔効果のあるメイクですね。
でも 無茶振りすぎて・・・可哀想
出典:LutteQuebec
2015年4月、退団してアメリカでフリー活動。12月に日本に帰国。
2016年4月、新日本プロレスのオカダ・カズチカ vs 内藤哲也のIWGPヘビー級王座戦に、黒い骸骨のマスクを被って乱入して、内藤哲也選手の勝利をアシスト。
そしてロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンへ加入します。
ロスインゴに加入したSANADA
ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンは内藤哲也選手が率いるチームではあるけれど、メンバーはそれぞれに個性が強くて、内藤哲也選手だけではない個々が光っているユニットです。
そんな中、無言キャラのSANADA選手は、やはり他のメンバーよりも地味なイメージはありました。
その分、試合で優勝に絡む成績を残してアピールしないと、内藤哲也選手の影に隠れた存在となってしまいます。
ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンに加入後、2017年7月の新日本プロレス「G1クライマックス」では、すでに「現状のままではいけない」という思いを抱えていたようです。
「今までにないやり方を覚え、幅が広がったので(LIJ)入って良かった。だけど現状を打破したい気持ちもある」と満足はしていない。
その理由の一つが内藤の存在だ。絶対的なカリスマの前に2番手、3番手の位置にとどまっている。
「(内藤を)追いかけていると対等にはなれない。自分は自分の道を行きたい」と誓ったSANADA。
引用元:東スポWEB
2005年11月、SANADA、内藤哲也、YOSHI-HASHIの3人が 新日本プロレス入門テスト受けて、合格したのは内藤哲也選手だけでした。
その後、SANADA選手は全日本プロレスからデビューしましたが、内藤哲也選手には「いい意味でのジェラシーがある」と語っていました。
SANADA突然の脱退宣言
内藤哲也選手を倒したSANADA選手の元へ、元鈴木軍の タイチ、TAKAみちのく、DOUKI、金丸義信 の4人組、Just 4 Guysが集まります。
そして「俺はもうロスインゴにいても何も新しいものが生まれないから、今日をもってやめます」とロスインゴを脱退することを宣言。
リング上に駆け付けた鷹木信悟、高橋ヒロム、BUSHIを前に、「もうお前らに用ないんだよ、帰ってくれ」と言い放ちます。
脱退宣言をしたSANADA選手とJust 4 Guys
SANADAはなぜロスインゴ脱退?
SANADA選手の脱退には賛否両論ありますが、やはりSANADA選手の気持ちを尊重し 応援するというファンが多いようです。
私も寂しいけれど 応援しようと思うひとりです。その理由は、やはりSANADA選手の決意の強さです。
SANADAがロスインゴを脱退した理由
ロスインゴの脱退について、自身のインスタグラムで理由を語っています。
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2016年に加入した日から、自分を育て、支えてくれた最高のユニットでした。
東スポでも言いましたが、LIJに人生変えてもらいました。
だからこそ、これからは自分の力で人生を切り開きたいし、そのためには自分を育ててくれたロスインゴとも戦うべきじゃないかと感じました。正直俺がいなくても、LIJは成り立つなぁと感じ始めていたタイミングでもあり、いつも「あと一歩」のところでトップになれず。
どこかでメンバーに甘えてる自分が嫌になり、嫌われる覚悟はもちろん、賛否両論はありますが、これから環境を変えて「あと一歩」を探しに行きたいと思います。
真面目なSANADA選手の人柄が現れている、正直なコメントだと思います。
そして、嫌いだから出ていくのではなく、自分を育ててくれたロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンが好きだったというのもわかり安心しました。
業界一とも言える人気ユニットのメンバーであることで、SANADA選手の人気は それまで以上に高まったでしょう。
でも人気の高いロスインゴよりも、下からトップを目指すチームに行くことを決めたSANADA選手。
ロスインゴを脱退したことは寂しいけれども、SANADA選手の決意と覚悟を応援したいです。
ロスインゴメンバーの反応
リングの上では、「もうお前らに用ないんだよ、帰ってくれ。」と言い放ったSANADA選手。
ロスインゴに未練を残さないための 決意を表した言葉だと思いたいですが、仲間から突然こんなことを言われた方は 複雑な気持ちにはなりますよね。
BUSHI 「いやあ、驚いた。まあでも、SANADAが決めた道なら、俺はそれでいいと思う」
SANADA選手の意向を受け入れたBUSHI選手、心が広くて素敵です。
高橋ヒロム 「確かにさ、LIJは個々の集まりだと思ってるよ。だからやめようが、何をしようが俺は自由だと思ってる。でもさぁ…最後のひと言いらねぇだろ、SANADA!」
もちろん本人の自由ではあるけど、突然「もうお前らに用はない」なんて言われれば腹が立つのは当然です。
鷹木信悟 「どうせタイチだろ? 糸引いてんのは! おい、タイチ!許さねぇからなお前、コノヤロー! SANADAにはガッカリだよ!」
わかりやすい怒り方、鷹木選手らしくて好きです。
内藤「もしSANADAが内藤と同じユニットじゃトップに立てないって思ってるんだったら、もうこれからずっと3番手、4番手なんじゃない?(中略)俺が思うに、輝ける人間っていうのはどこに行っても輝ける。輝けない人間はどこに行っても輝けない」
全文https://t.co/dCzPYmHqPC pic.twitter.com/EPIDsTXdHi
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) March 18, 2023
内藤哲也選手が言うことはもっともでしょう。
内藤哲也選手自身も、ロスインゴとういう自分の居場所と、スタイル、方向性がはっきりとしてから輝いたように、「出ていって環境を変えるからには、輝ける人間になってみせろ」という内藤哲也選手のエールと受け取りたいです。
SANADA Just 5 Guysに加入
昨年解散した鈴木軍のメンバーだった、タイチ、TAKAみちのく、DOUKI、金丸義信の4人で“Just 4 Guys”を結成。
SANADA選手が加入を宣言したあと、TAKAみちのくのマイクパフォーマンス
「新日本プロレスを変える ただの4人組 Just 4 Guys 改め、新日本プロレスの景色を大きく変える ただの5人組 Just 5 Guys」
衝撃的な出来事ではありましたが、これにはちょっと笑ってしまいました。
「ただの4人組から、ただの5人組」って・・メンバー増えるごとに「ただの5人組から、ただの6人組、ただの7人組、ただの8人組・・・」って、ユニット名変わるんでしょうかね?
そして、ただの4人組だと「新日本プロレスを変える」で、ただの5人組だと「大きく変える」になるんですね。
6人組になったら「さらにもっと大きく変える」のでしょうか。いったいどれだけ大きくなるのか。
マイクパフォーマンスは別として、Just 5 Guys はSANADA選手にとっては 良い選択のように思います。
タイチにいやんとsanaやん、ほんと仲良さそうだし
【新日本】SANADAがLIJ電撃脱退の真意告白 タイチの〝言葉〟に共鳴「楽を求めたら成長しない」|東スポWEB https://t.co/MU1ZnSimpz
— 岡本佑介@東京スポーツ新聞社 (@okamotospo) March 17, 2023
SANADA選手の決断には、会場のファンから拍手が起きていました。
正直言って、いまのところは 小粒感が否めないユニットではありますが、それも含めて 今後変えてくれることを期待します。
SANADAロスインゴ脱退?Just 5 Guys加入の理由とメンバーの反応まとめ
- 3月17日 NEW JAPAN CUP2023 準々決勝で、内藤哲也選手に勝利したあと、突然の脱退宣言。
- 「お前らに用ないんだよ、帰ってくれ。」とメンバーに言い放つ。
- ただの4人組 Just 4 Guys から、ただの5人組 Just 5 Guys へ改名。
- 新日本プロレスの景色を変えることを目指す。
インスタで書いた本音を伝えて きれいに脱退してもよかったのでは?と思ってしまいますが、あえて対立するような構図を作るのがプロレスなのでしょう。
ストーリーがあった方が面白いし盛り上がるからなのでしょうかね。
人気ユニットの中からメインを目指すか、新しくできたユニットで 下からトップを目指すか。
どちらにしても、試合に勝つことが一番大事ですが、試合に勝ってもいまひとつ地味でも盛り上がりにかけるので、無言キャラを変えた方がいいのかも。
今後のSANADA選手の活躍に注目して、応援してきたいです。