2024年9月18日 フジテレビ系『ホンマでっかTV』で「知って得するお茶効果」として、お茶パワーについて放送されました。
いろいろなお茶の効用について解説された中で、特に気になったのが「ヤポン茶(ヤポンティー)」
まったく聞いたことのないお茶ですが、これから流行るとのこと。
今も健康に良いお茶がさんざんある中で、これから流行るなら さらに良い効用があるのか 格別に美味しいのかってことか?
そこでヤポン茶(ヤポンティー)について調べました。
- ヤポン茶(ヤポンティー)って何?
- ヤポン茶(ヤポンティー)が人気の理由。
- ホンマでっかTVで紹介された他のお茶の効果。
ヤポン茶(ヤポンティー)がこれから来る?
ヤポン茶(ヤポンティー)が、2025年に流行る!…と解説したのは、マーケティング評論家の牛窪恵さんです。
アメリカ南東部から南部にかけて分布する「ヤポンの木の葉」から作られるのがヤポン茶(ヤポンティー)です。
考古学者が掘り起こした先住民のカップから、ヤポンの成分が見つかったことで、ヤポンの木の葉を葉を煎じて飲んでいたことが判明しました。
「どうも昔の人は、健康とか美容を意識してヤポンを飲んでいたのではないか」と考えられ、調べるとポリフェノールを多く含んでいることがわかりました。
さらに、カフェインが適度に含まれているので集中力を高める効果もあるそうです。
ヤポン茶(ヤポンティー)ってどんなお茶?
牛窪恵さんは「アメリカのおしゃれなマーケットがトレンドフードに選んでいいるので、そろそろ日本に入っていくる…」と語っていました。
そこで「ヤポン茶」を調べましたがまったく情報がない…
考えてみれば、日本にはまだ本格的に入ってきていないようなので「茶」とは呼ばれないですよね。
「ヤポンティー」で調べるといくつかの情報が出てきました。
ヤポンティーとは
これまでヤポンティーが出てこなかったのは、アメリカに入植したイギリス人がお茶を独占的に販売したことからです。
ヤポンティーの販売に乗り出したヤポン社のラケット氏は次のように語っています。
「子供の頃、ヤポンは毒を持つと聞かされていた。茶を独占販売しようとしたイギリス人が吐き気を連想させる名前をつけていたからだ。しかし、ヤポンティーはとてもおいしかった」
引用元:日経 X TREND
ヤポンティーが人気の理由
アメリカで注目されるようになったのは、2023年です。
アメリカのオーガニック食品を販売するお店が、2023年の「トレンドフード」に選んで認知度があがり、健康意識が高い人や 新商品に敏感な若者層が飲むようになりました。
一度飲んだら気に入る人が多く、リピート率は30%と高いそうです。
人気となった理由は次のことからです。
- 通常のお茶のような苦味成分がない。
- 砂糖もいらないほどの自然な甘さがあり美味いしい。
- ポリフェノールを含有しているためにヘルシー。
- カフェインによって集中力が高まる。
ポリフェノールが多いものでは、緑茶や赤ワイン、高カカオチョコレートなど、いろいろありますが、体に良いだけではなかなか続けられないですよね。
やはり、体に良くて「美味しい!」ということが大事です。
日本でのヤポンティー
日本ではまだ販売されていないようですが、牛窪恵さんが言うように、そう遠くないうちにヤポン茶が入ってくるようになりそうですね。
アメリカで販売されているヤポンティーには、オレンジ、ピーチ、チャイなど6種のフレーバーがあり、パッケージもおしゃれです。
映画俳優のモーガン・フリーマン氏もヤポン社に投資しているといいます。
話題性もあるし、人気TV番組で紹介されたことから、販売されるようになると人気がでるのではないでしょうか。
「ホンマでっかTV」で紹介されたお茶
番組の中ではいろいろなお茶の効用について紹介されていたので、主なものを紹介します。
緑茶
池田清彦先生(生物学評論家)は、緑茶を毎日飲めば「がん予防」に効果的だと解説していました。
- 緑茶はものすごく抗がん作用があることがわかっているから、がんになりたくない人は、毎日緑茶を飲んだほうがいい。
- がんになりたくなかったら煎茶と番茶がいい。
中野信子先生(認知科学評論家)は、ダイエットにも効果的だと解説。
- 緑茶カテキンは脂肪燃焼効果がある。
- 熱いお湯で入れて苦いお茶を飲むと脂肪燃焼に効く。
- コンビニで売ってるペットボトルのお茶でもカテキンが入っていれば効果がある。
工藤あき先生(消化器評論家)は「お茶を抽出するときの温度は大事で、緑茶カテキンの効果を最大限に得たい場合80℃以上の温度で入れるといい。」と語っていました。
- 日焼けをしたくない人は、毎日緑茶を飲むとよい。
- 緑茶に含まれるビタミンCは抗酸化作用が強いので、紫外線ダメージが軽減できる。
- 緑茶カテキンは殺菌作用がある。
岡本宗史先生(加齢医学評論家)は、鉄分は体に必要だけど 過剰に摂ると血管が硬くなるので緑茶ポリフェノールが効果があるといいます。
- 緑茶のポリフェノールは、お茶の成分が鉄を吸着して身体の外に出す働きがある。
- 肉と緑茶は非常に相性がいい。
「緑茶」とはいろんなお茶の総称ですが、ここで解説された「緑茶」は「煎茶」と考えていいようです。
ルイボスティー
池田清彦先生はルイボスティーの効果も解説
- 抗がん作用はないが、マグネシウムが多く入っているので便秘に効果がある。
- 便秘がちの人は、ルイボスティーを毎日飲むと症状が改善する可能性がある。
玉露
玉露について解説していたのは、中野信子先生(認知科学評論家)です。
- 玉露はカフェインが多いので、頭をスッキリさせたい場合はエナジードリンクを飲むよりも玉露の方がよい。
- エナジードリンク40mg:玉露160mgで、玉露は4倍入っている。
- カフェインは覚醒作用があって認知症の予防になると言われている。
玉露は カフェインの含有量がダントツに高いそうです。
そのため、玉露は3杯飲むとカフェインが多くなりすぎるので、2杯までにした方がいいようです。
烏龍茶(ウーロン茶)
今回新しく登場した ロン毛メガネ先生(漢方茶評論家)…名前が難しく読めません。
MCのさんまさんから「ロン毛メガネってそのままやないかっ!」と突っ込まれていましたね。ほんとにそのまんま。
黒烏龍茶という種類のお茶があるかと思っていたら、黒烏龍茶は商品名で、烏龍茶の成分を多く抽出して商品にしたのが「黒烏龍茶」だそうです。
岡本宗史先生は烏龍茶のダイエット効果を解説。
- 烏龍茶に含まれている重合ポリフェノールを多く含んでいるので脂肪燃焼効果が高い。
- 烏龍茶を多く飲んでいる人ほど脂肪の代謝率が上がる。
紅茶
岡本宗史先生は、紅茶には他のお茶にはないメリットがあるといいます。
- 口腔がん予防に効果的で、飲んでいる人は飲んでいない人よりも約30%リスクを低下低い。
- ミルクティーは、ミルクにラクトフェリン(抗がん作用)が含まれているので さらに60%低下するというデータがある。
- 紅茶には自律神経のバランスを整える働きがあるので、緊張を緩和させる効果がある。
- 毎日2杯以上の紅茶を飲む人は死亡率が約10%も低い。
- 心筋梗塞、脳梗塞にも効果があるのではないかと言われている。
- 砂糖を入れても健康効果は変わらない。
ルイボスティー
- ルイボスティーは、抗がん作用はないけど、マグネシウムが多く入っているので便秘に効果的。
- 便秘がちの人はルイボスティーを毎日飲むとよい
葛の花茶
- お酒の飲み過ぎのときに飲むと落ち着く
- 身体を冷やすお茶なので、二日酔いではないときはあまり飲まない方がよい。
韃靼そば茶
- 美容に1番いい、ルチン量が普通のそば茶の100倍含まれている。
- ルチンは毛細血管を強化するので、血圧降下作用と美肌効果が期待できる。
センナ茶
- センナ茶が分解されて、腸の収縮運動を促し、便秘が解消される。
あずき茶
- 抗酸化作用が強いので髪の毛の元が弱ったときに健康な毛を生やしてくれる効果が期待できる。
- ストレスを緩和するカルシウムやビタミンBが入っている。
- 血圧を下げる。
- 脂肪の蓄積を抑制する。
- 食物繊維も摂れるので、便秘の改善も期待できる。
- 小豆の煮汁に抗がん作用があると言われ、効果については現在も研究中。
まとめ:ヤポン茶(ヤポンティー)ってどんなお茶?
「ホンマでっかTV」で紹介された、ヤポン茶(ヤポンティー)や番組で解説されたお茶についてまとめました。
いろんなお茶が、それぞれにいろんな効果があって、いろんなお茶を何種類も飲まなくてはいけなくなりますね。
とはいえそんなに飲めないので、とりあえず緑茶は飲もうと思います。
ポリフェノールは摂りたいので、ヤポンティーが販売されるようになるったら飲んでみたいですね。