2024年10月21日(月)『きょうの料理』で放送された「ポム・ランデーズ」のレシピ。
今回のテーマはフランス料理のシェフ・田代和久さんの「シェフのON & OFFごはん」です。
東京・南青山で30年以上愛されているフランス料理『』の田代和久さんは大のじゃがいも好き、フランスと日本それぞれの思い出のじゃがいも料理を教えてくれます。
今日は「ポム・ランデーズ」と「みそじゃがのブルーベリーサワークリーム」のレシピの2品。
ここでは、フランスの南西部ランド地方のじゃがいも料理「ポム・ランデーズ」のレシピを紹介します。
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本日紹介された料理
ここでは「ポム・ランデーズ」を紹介。
「ポム・ランデーズ」のレシピ
フランスのランド地方で愛される、素朴でやさしいじゃがいものスープ「ポム・ランデーズ」は、「じゃがいものランド風」という意味。
お店では、焼いた魚や鶏肉のソースにするのが定番だそうです。今回はたらにソースをからめています。
「ポム・ランデーズ」の材料
材料:2人分
※ 260kcal
※ 塩分:2.2g
※ 調理時間:35分
(たらをおく時間は除く)
・じゃがいも:2個(250g)
・パセリ(みじんぎり):大さじ1
・生だら(切り身):2切れ(120g)
・クレソン:適量
(A)
・水:カップ1~1と1/4
・にんにく(みじん切り):小さじ1
・ラード(あれば鴨油がよい):大さじ1
・粗塩:1つまみ
(じゃがいもペースト)
・じゃがいも(すりおろす):30g
・小麦粉:1~2つまみ
・オリーブ油・塩:各少々
(B)
・はちみつ:大さじ1(20g)
・塩こうじ:15g
・酢:約小さじ1(3~5g)
・黒こしょう(粗びき):適量
※ はちみつを使用しているので、1歳未満の乳児には与えないでください。
・
・塩・砂糖・小麦粉・オリーブ油・バター
「ポム・ランデーズ」の作り方
【1】
・たらは塩1~2つまみ、砂糖1つまみを全体にふり、冷蔵庫で半日間ほどおく。
【2】
・じゃがいもは4mm厚さの輪切りにしてサッと水で洗い、水けをきる。
・鍋に(A)とともに入れ、ふたをして弱火にかける。
・沸騰したらふたを外し、15~20分間ゆっくりと煮る。じゃがいもが柔らかくなったらパセリを加え、火を止める。
【3】
・ボウルにじゃがいもペーストの材料を入れ、へらなどでよく練り混ぜる。
・【1】のたらは水けを拭き、皮に小麦粉を薄くまぶす。さらに皮を覆うようにじゃがいもペーストをスプーンなどで塗る。
※ 皮にじゃがいもペーストを塗ると、たらの水分をじゃがいもが吸ってパリッと焼ける。
※ 皮のくさみも感じにくく、おいしく食べられる。
【4】
・フライパンにオリーブ油小さじ1を弱めの中火で熱し、たらの皮側を下にして約10分間焼く。
・こんがりとしたら上下を返し、バター小さじ1を加えて1~2分間焼いて火を通す。
※ たらは皮側から焼き、9割ほど火が通ったら上下を返す。
【5】
・別のボウルに【B】を入れてよく混ぜ合わせ、食べやすく切ったクレソンを加えてあえる。
・【2】を器に盛り【4】のたらをのせてクレソンを添える。
※ じゃがいもは弱火でじっくり煮ると甘みが凝縮されてほっくりと火が通る。
※ じゃがいもは動物性の脂と一緒に煮てうまみとコクをアップ
※ たらの水分をじゃがいもに吸わせながらカリッと焼く。
フランス料理シェフ・田代和久さんの紹介
- 名前:田代和久(たしろ かずひさ)
- 1950年生まれ
- 出身:福島県
- 1986年、南青山『ラ・ブランシュ』のオーナーシェフ
高校卒業後、上京して調理師専門学校へ進み、都内のフランス料理店数軒で修行を積んだ後、29歳で渡仏します。
フランス各地の名店で3年間修業を積み帰国、銀座のフランス料理店でシェフを3年務め、1986年、東京・南青山に『ラ・ブランシュ』をオープン。
素材の味を最大限に引き出し、伝統的なフランス料理に日本の感覚を取り入れた料理が評判です。
心地よい空間と温かいおもてなしが魅力の「ラ・ブランシュ」は、長年多くの常連客に愛されています。
【田代和久シェフの著書】
『ラ・ブランシュ 田代和久のフランス料理』
多くの常連客に愛される田代和久シェフのとっておきのレシピ45品を、シェフのコメントと共に紹介。
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「ポム・ランデーズ」まとめ
『きょうの料理』で放送された 田代和久さんの「ポム・ランデーズ」のレシピを紹介しました。
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【番組情報】
NHKEテレ1『きょうの料理』
放送日時:毎週月~水曜日 21:00-21:25
再放送:毎週月~水曜日 11:30-11:55
今日の講師:料理研究家・田代和久
今日の料理:ポム・ランデーズ