『降り積もれ孤独な死よ』1話を見ました。
まず実写ドラマ化にあたり 原作者の井龍一さんは次のように語っています。
今回は実写ドラマ化に際し、原作が未完結という事もあり思う存分にオリジナルの展開にして下さいとこちらの方からもお願い致しました。
なんと粋な発言をなさる原作者さんなんでしょう!
ということなので原作は一旦忘れます。そして伊藤翔太さんの作画も忘れます。
その上でドラマを見て感じた「いろいろ変」なとこや感想をまとめました。
『降り積もれ孤独な死よ』ドラマ1話感想・なんかいろいろ変なとこ
黒木メイサってどうなの?
このドラマに限らず実写化でよくあることですが 原作では男性なのに実写化で女性に変更されるという実写化あるある!
黒木メイサさんが演じた警部補・五味明日香って原作ではこの人
主人公・冴木の相棒 五味先輩
いやっわかる!映像にするならキレイな女性が画面に映っているほうがずっと華やかだし見栄えがいい!
地味なおっさんじゃ見ててつまんないことはよくわかる。
五味先輩がキレイな女性の方が見て楽しい(そうなのか?)
でもこの五味先輩が黒木メイサさんって違いすぎるでしょ。作品全体の雰囲気も変わってしまうでしょ。
地味で映像向きじゃないのはよくわかるけど あっさりと変更されてしまう五味先輩が不憫でならない。… あっ…「思う存分にオリジナルの展開にして下さい」とのことでした。
ごめんなさい…原作も作画も忘れます。。。
蓮水花音がいろいろ変じゃない?
蓮水花音のイメージ違い過ぎ!その服どした?
原作とドラマの服装の違い
季節柄ストールじゃなくてもいいけど、ドラマのその服はストールを服に縫い付けたイメージなのか?
蓮水花音は質素なお姉さんだと思うぞ。決して「フリフリをたっぷりと胸元にあしらったワンピがおしゃれで可愛いでしょ?」っていう服を着るタイプじゃないと思うぞ。
しかも実写ドラマの蓮水花音なんかちょっと不思議ちゃんすぎるでしょ。
じっと人の顔を見る癖や「虐待が原因で人の気持に共感する能力や感情表現が欠落している」ということから他の人とは少し違う反応をすることがあるけど、花音さんは朗らかで素敵なお姉さんです。
自然に笑顔でお話できる素敵なお姉さんが「フリフリワンピが可愛い不思議ちゃん」になっちゃうなんて。
ドラマの花音ちゃんは可愛い洋服が大好きなおしゃれっ子なのか?アイドル志望なのか?あっ…「思う存分にオリジナルの展開にして下さい」とのことでした。
ごめんなさい…原作も作画も忘れます。。。
小日向文世に頼り過ぎじゃない?
小日向文世さんはどんな役をやっても似合っていて ほんとにこういう人なのか?と思わせてしまう素晴らしい俳優さんです。
極悪非道な反社会組織の幹部役も似合うし、孫が大好きな優しいおじいちゃん役も似合うし、冷静沈着な大企業の重役も似合うし、やかましくて口うるさいジジイ役も似合う。
そして“わかさいも”が好きすぎてビルの屋上から叫んでしまう道産子のスーパースター小日向さん。
当然、灰川十三役のブラック小日向さんも似合ってるんですよ。
灰川十三役が小日向さんと知ったときから「ああ~なるほど~小日向さんね~うんうんっ」と誰もが納得してしまうんですよ。
でもちょっと待て!よく見ると小日向さんおじいちゃんすぎないか?
原作の灰川十三のこの顔から想像すると背が高くてシュッとしたイメージだけど小日向さんは小柄ですよ。
そして小日向さんは声がかわいい!灰川十三の声がかわいいってなんか変じゃない?
それでもやっぱりハマってしまう小日向さん。
灰川十三役の俳優を誰にしようと迷ったら小日向さん!小日向さんなら大丈夫!小日向さんなら誰もが納得する!で小日向さんをキャスティングしてないか?
小日向さんがどんな役でも完璧にこなしてくれるからってみんな小日向さんに頼りすぎてないか?
そんな みんなから頼られる小日向さんが大好きだー!あっ…「思う存分にオリジナルの展開にして下さい」とのことでした。
ごめんなさい…原作も作画も忘れ……るように努力します。。。
『降り積もれ孤独な死よ』第1話感想まとめ
『降り積もれ孤独な死よ』の第1話を見て感じたとこをまとめました。
原作のここは映像にしちゃまずいでしょってとこはやっぱり省かれていて安心しました。
「原作は忘れる」という努力が必要であってもやはりこの先がどうなるのかオリジナル展開が楽しみなドラマです。
そして主役の成田凌さんがいいですね~
成田凌さんも見た目は原作とは全然違うんだけど暗い過去を背負った陰のある役がピッタリハマってる。
そしてこの後の小日向さんは原作と同じになってしまうんだろうか…あっ忘れます。。。