岸辺露伴ルーヴルへ行く「黒い絵」の攻撃とは!実は可哀想な「黒」の正体と謎を考察

岸辺露伴ルーヴルへ行く「黒い絵」の攻撃とは!実は可哀想な「黒」の正体と謎を考察 映画・ドラマ
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『岸辺露伴ルーヴルへ行く』のキーワードでもある「黒い絵」は、観終わったあとも謎が多く残ります。

解説はされていたけれど、わかったようでわからない「黒い絵」の呪いと攻撃、その「黒」とは一体何か

そこで「黒い絵」の元となる「黒」の正体と謎、呪いと攻撃、漫画と映画の違いについて考察しました。

ネタバレしています。

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「黒い色」の正体は「黒い生き物」

山村仁左衛門は、樹齢一千年以上の老木の中から「漆黒の色」を発見して採取しました。

その「漆黒の色」を使って、妻の奈々瀨の絵を描きます。

「黒い生き物」とはどんな形態か

「黒」の正体は「黒い生き物」です。

何百年も何千年も 木の中の安定した暗闇の中だけで眠り続ける 蜘蛛のような「どす黒い生物」

見た目はドロドロの液状で 顔料として使用できるので、個体は目に見えないほどの微生物が寄り集まって 液状となると考えられます。

映画の中では、目に見える蜘蛛として 人間にまとわりついてくる場面もありますが、あれは単に本物の蜘蛛が大量にいただけでしょう。

「黒い生き物」なら 人間の体内に入り込んでも、その存在を察知されていません。

微生物が大量にくっつきあって一匹の蜘蛛のような体型をとるとか、あるいは大きな個体が液状や固形に 形態を変化させるのかのどちらかとも考えられます。

しかし部屋中に蜘蛛の巣を張り巡らせて 体に入り込んでも気が付かないほどなので、個体はやはり微細か それとも 大きくても存在を察知されない技をもっているかのどちらか…

原作では絵的に微細だと描けないので 大きく表現しているだけで、やはり「蜘蛛のような形の微生物が大量により集まって液状になる」という方が、生き物の形態としてわかりやすいでしょう。

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「黒い生き物」実は穏やかな性質

山村仁左右衛門は「黒い生き物」を顔料として絵を描いているのに、攻撃を受けていません。

老木の中で 静かにひっそりと眠っていたのに、仁左右衛門に明るい場所に出されて、筆につけられて、紙にスリスリされて、勝手に絵にされてしまうのに、それでも仁左右衛門を襲っていないのです。

こんな扱いを受けて激怒してもいいのに攻撃しないなんて、実は穏やかな性質だとしか思えません。

絵は見ただけで呪われるので、「黒い生き物」だって見ただけで攻撃されていいはずです。

ただ、黒に取り憑かれたようになってしまったので、麻薬のような中毒性があった可能性はあります。

映画では、樹液のようにドロドロと外へ流れ出ていましたが、自ら明るい場所に出ていくわけないので、これは「黒い生き物」の死骸だと考えられます。

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呪いとなった「黒い生き物」

「黒い絵」となった生き物は、近づいた人間を片っ端から襲う凶悪な生き物になってしまいます。

こんなに凶暴になったのは、やはり山村仁左右衛門の呪いが原因でしょう。

原作漫画の場合

山村仁左衛門は 老木を斬り倒し「黒い樹液」を採取して 妻の奈々瀨を描きます。

仁左衛門は役人に捕まり処刑され、夫を失った奈々瀨は 悲しみのあまり病気になって死んでしまいます。

そして、絵となった「黒い生き物」に呪いが宿ります。

映画の場合

奈々瀨が老木から流れ出る「黒い樹液」を採取して 仁左衛門に渡し、仁左衛門は奈々瀬を描き始めます。

仁左衛門が役人に捕まり、夫をかばった奈々瀨が役人に無残に殺されて、怒り狂った仁左衛門は役人を殺害。

そして 老木を斬り倒して「黒い樹液」を採取し、奈々瀨の絵を完成させます。

映画の方が、怨念を込めて絵を完成させているので呪いが強そうですね。

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「黒い生き物」の攻撃とは

「黒い生き物」はえげつない攻撃力を持っています。

「黒い生き物」は人の心の中に記憶を見せて攻撃をする。

間違いなく体に刻まれている 祖先の罪を見せて…
それは祖先が戦争で犯した「記憶」かもしれない 池で溺死した子供や、交通事故での「後悔」なのかもしれない…

直接的な攻撃ではなく、人間の脳、神経、血液などに作用するようですね。

「黒い生き物」による死亡例

【車に轢かれる】
体に車のタイヤの跡がくっきりと表れて 体が潰れています。車は他の人には見えません。
「うそだ…そんな あなたは… あなたが…あれは自動車の事故」と呟いて死亡。

原作では、このとき Zー13倉庫に、謎の4人の男がいます。

【銃で撃たれる】
Zー13倉庫の中にいた謎の男の1人に向かって「うそだ…あんたは確か… 戦場で…うそだ 戦争だった」と言った後、体中を銃で撃たれて死亡。

【溺れる】
眼の前に現れた小さな男の子に「あたしが公園で目を離さなければ… ママを許して…あなたは公園の池で溺れたりしなかった…」と言い、男の子に触れた途端 体から水を吹き出し死亡。

映画では、泉京香が露伴の指示で この被害者エマを外へ連れ出し一命を取りとめています。

この被害者たちは、みんな目の前に現れた相手を知っていました。自分が過去に犯した罪で死んだ人たちなのでしょう。

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露伴への攻撃

露伴が受けた攻撃は、原作と映画では大きく違います。

原作漫画の場合

大勢の祖先が迫ってきます。その中には露伴のおばあちゃんとおじいちゃんもいます。

おばあちゃんが露伴の腕に触れると、露伴の腕が破裂したようなダメージを受け、誰かが露伴の顔に触れると その部分の皮膚が破裂。

先祖の罪を利用して攻撃してくるッ!血の繋がりから逃れられる者はこの世にいないッ!

体に触れると皮膚が破裂するってどんな罪だ?

映画の場合

山村仁左衛門が斧を持って襲ってきます。

神木を切り倒したという罪でしょうか。
いやその前に「黒い樹液」を採取したことで捕まって、奈々瀬が殺されるのだから、「神木の樹液採取の罪」になるはず。どういう襲われ方になるかわかないけど…

仁左衛門の妻の奈々瀬は露伴の先祖だけど、奈々瀬と仁左衛門の間に子供はいなかったので、露伴と仁左衛に血の繋がりはないし、もちろん会ったこともない。しかし仁左衛門が襲ってくるということは血縁ということになるのか。

ということは奈々瀬と仁左衛門が、遠縁にあったということでしょうか。

原作と映画の共通

どちらも共通なのが、露伴自身の罪や後悔ではないということですね。

さすがは岸辺露伴、自分の人生において何ひとつの後悔も罪もなし!

これまで杜王町で多くの戦いを繰り広げて来たけれど、どれもこれも すべてすべてすべて自分が正しい!

それでこそ愛すべき我らの 岸辺露伴です!

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本当は可愛そうな「黒い生き物」

呪いに囚われた奈々瀬は可哀想だけど、実は穏やかだと思われる「黒い生き物」たちだって可哀想。

えげつない攻撃力をもっているために邪悪扱いされてるけど、山村仁左衛門の呪いがなければ、自ら攻撃することもなかったはず。

仁左衛門が切り倒した木は 大切な神木なので、木の後始末をする人たちを、木に残った「黒い生き物」の仲間たちが攻撃した可能性はありますが…

でも、切り倒した張本人の仁左衛門が襲われていないのだから、おそらく他の人も被害を受けてはいないと思われます。

きっと「明るいとこ嫌い!」とコソコソと他の木に乗り移るか、別の安全な暗闇を見つけて眠っているのでしょう。

この先もずっとずっと静かに幸せに眠っていてもらいたいものです。

岸辺露伴ルーヴルへ行く|奈々瀬(ななせ)の正体と謎、漫画と映画の違い考察・感想

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