手塚治虫さん原作の漫画『ブラック・ジャック』が、24年ぶりに実写版ドラマ化されることで話題になっています。
主人公のブラック・ジャック役は高橋一生さん。
高橋一生さんは、人気漫画『岸辺露伴は動かない』実写版の岸辺露伴役がハマり役で、ドラマも映画も大ヒットしました。
ビジュアルも性格もクセが強すぎの岸辺露伴が似合う高橋一生さんですから、やはりクセ強すぎブラック・ジャックも似合いそうで楽しみです。
『ブラック・ジャック』は過去に何度も実写化されていて、高橋一生さんは６代目のブラック・ジャック役になります。
そこで実写版『ブラック・ジャック』を演じた歴代俳優とエピソードをまとめました。
初代ブラック・ジャック役（映画）宍戸錠
1977年11月公開の映画で、監督は大林宣彦さん
正式なタイトルは『瞳の中の訪問者』です。
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主演は患者役の片平なぎささんで、ブラック・ジャック役の宍戸錠さんは脇役でした。
出典：ミドル・エッジ
原作漫画ブラック・ジャックをそのまんまやってしまって、いかにも「塗ってる」顔の色と、いかにも「乗せてる」白髪は、「ほんとにこれでいいのか？」と思ってしまいます。
これには 原作者の手塚治虫さんも「こんな人間がどこにいる!」と激怒して、試写会にも訪れなかったそうです。
２代目ブラック・ジャック役（連続ドラマ）加山雄三
1981年 連続テレビドラマ、正式なタイトルは『加山雄三のブラック・ジャック
原作からは大幅にアレンジされていて、ブラック・ジャックは普段は画廊を経営する実業家の坂東次郎で、必要なときにブラックジャックとして活躍します。
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画廊の秘書役が秋吉久美子さん、ピノコ以外にも助手がいて、執事までいるという設定。
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見た目は、初代よりも少し普通っぽくなったのでしょうか。
それでも、画廊の社長のときは顔に傷もなく、顔色も普通で、髪型は短髪で、キャラはさわやかな「若大将」のまんま。
なのでブラック・ジャックは変装キャラという設定になります。
作品を観ていないので何ともいえませんが、こんな変装してる人が実際にいたら怪し過ぎて怖いです。
３代目ブラック・ジャック役（Vシネマ）隆大介
1996年4月 Vシネマ１作目、その後１ヶ月ごとに２作目、３作目までリリースされています。
内容は原作に忠実に作られています。
ブラック・ジャックの恩人・本間丈太郎役は藤岡弘さん、ライバルのドクター・キリコ役は草刈正雄さん、ゲストに香川照之さんと、豪華な俳優陣が出演しています。
出典：Yahoo！
いかにもVシネマ的な雰囲気で、髪型は黒髪のオールバック。
ビジュアルだけではブラック・ジャックらしくはないですが、不自然なカツラになるよりも、こちらの方が実際にいても違和感がなくて良いと思います。
４代目ブラック・ジャック役（単発ドラマ）本木雅弘
2000年 ２時間のスペシャルドラマ、監督は堤幸彦さん
３月『カルテI』、９月『カルテII』、2001年９月『３カルテIII』と期間をあけて全３話放送されました。
１作目は完全オリジナルで、２話・３話は原作の内容が盛り込まれています。
さすがモッくん、ブラック・ジャックがいきなりカッコよくなりました。
顔の色は左右同じ、髪型は刈り上げで前髪だけ長いという 時代を感じるスタイルですが、本木雅弘さんに似合っていて不自然感もないですね。
５代目ブラック・ジャック役（単発ドラマ）岡田将生
2011年４月放送、タイトルは『ヤング ブラック・ジャック』
ブラック・ジャックを名乗る前の、若かりし頃のオリジナル・ストーリーで、本名や生い立ちも原作とは違っています。
出典：シネマカフェ
本木雅弘さんに引き続き、カッコいい岡田将生さん
顔の色の違いと白髪が復活して、見た目は原作に近くなりました。
線が細い印象はありますが、闇を背負う前のブラック・ジャックなので、マイルド路線でよいのではないでしょうか。
（番外編）ブラック・ジャック役（バラエティ）板尾創路
2007年、『ガキの使いやあらへんで、絶対に笑ってはいけない病院24時』に登場
映画・ドラマではないので、【番外編】ということにしました。
出典：ミドル・エッジ
番組が番組なだけに かなりふざけた出演でしたが、ビジュアルは結構イケてます。
似合っているしカッコいいですね。
ブラック・ジャック（実写版）を演じた俳優まとめ
ブラック・ジャックが新たにドラマ化されるにあたり、ブラック・ジャックを演じた歴代俳優を紹介しました。
- 初代（映画） 宍戸錠
- ２代目（連続ドラマ） 加山雄三
- ３代目（Vシネマ） 隆大介
- ４代目（単発ドラマ） 本木雅弘
- ５代目（単発ドラマ） 岡田将生
- 番外編（バラエティ） 板尾創路
アニメ版もあるのに、これほど実写化もされるとは、改めて作品の素晴らしさと人気の高さがわかります。
新しいブラック・ジャックの高橋一生さんもカッコいいし、心に闇を抱えた憂いのある演技も似合うし、ピッタリだと思います。
出典：tv asahi65
公開されている画像もカッコよく決まってますね。
高橋一生ブラック・ジャックを観るのが楽しみです。
