スーパーマリオブラザーズ映画の青く光る星は誰?星の子チコ・ルマリーを考察!

スーパーマリオブラザーズ映画の青く光る星は誰?星の子チコ・ルマリーを考察! 映画・ドラマ
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スーパーマリオブラザーズ ムービーが Amazonプライムで公開されました。

劇場公開は 2023年4月28日なので早いですよね。

スーパーマリオブラザーズのゲームは一切したことがなくて、主要キャラのマリオ、ルイージ、ピーチ姫、ヨッシー、クッパ を知っているくらいですが、それでもとても楽しめる映画でした。

とにかく登場キャラたちがとても可愛い!

最初に出てくるペンギン軍団がクッパ大魔王軍団と戦う武器が 雪玉と氷を投げるだけって可愛すぎる!

スーパーマリオブラザーズ ムービー 出典:YouTube

可愛いキャラはほかにもたくさん出てきますが、中でも気になったのは青く光る星のキャラ

青く光る星のキャラチコ ルマリー

こんなに可愛いのに毒舌でネガティブな発言ばかりで なんだか怖い。

この怖い青く光る星キャラは一体何なんでしょう?ゲームにも登場しているのでしょうか。

気になったので調べてみました。

  • 青く光る星キャラは誰?名前はあるのか?
  • 青く光る星キャラが口にしたセリフは?
  • なぜネガティブな発言をするのか?

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青く光る星キャラは『よろずやチコ・ルマリー』

青く光る星は『スーパーマリオギャラクシー』に登場する『星の子チコ』の仲間『よろずやチコ』というキャラクターです。

海外版では『ルマリー』という名前です。

よろずやチコ ルマリー

よろずやチコ・ルマリーってどんなキャラ

『星の子チコ』は、好物のスターピースで成長して 惑星やパワースターに生まれ変わります。

『スーパーマリオギャラクシー』の中で、青く光る『チコ』はスターピースと引き換えにアイテムをくれる『よろずや』で、なぜか関西弁で喋っていたようです。

しかし映画の中では『ルマリー』の名前は1度も出てこないし、関西弁でもありません。

なので『よろずやチコ』ではない、別キャラの『ルマリー』なのかもしれませんね。

なぜか謎キャラの設定

劇中では紹介されませんが、劇場公開の入場者特典の冊子『SCENE01』の中で紹介されていたようです。

宇宙のいたるところにいる「星の子チコ」のひとり。長い間クッパたちの手により牢屋に閉じ込められていた。驚くほどマイナス思考の持ち主で、ネガティブなことばかり言うため、他の囚人からは嫌がられているようだ。

ここで「長い間クッパたちにとじこめられていた」ということが判明しますが、特典の冊子を見なければ謎のままの存在です。

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青く光る星キャラ「 星の子チコ・ルマリー」のセリフ

ルイージが牢屋に入れられて溶岩の上に吊り下げられたとき、初めて『星の子チコ・ルマリー』が登場して、愛らしい姿、可愛い声で笑いながら喋り始めます。

「あんなに愛くるしいのに」と言われて
「いかれた世界じゃ正気の方がクレイジーなのさ」

「皆さんいつからここに?」と聞かれて
「時間なんてまぼろし、人生もまぼろし」

「なんとか逃げないと」の言葉に
「逃げ道はあるよ、唯一の希望、それは死による開放さ」

次に『星の子チコ・ルマリー』が喋りだすのは、ジャングル王国のコング軍団が牢屋に入れられて吊り下げられたときです。

楽しそうに歌いながら
「牢獄も人生も出ることできない檻なのさー」

コングが来たのを見て
「おっ新鮮な肉がきたね」

「このまぶしいヤツは誰だ!」と言われて
「まぶしくなんかないよ、心は闇さ」

「儀式の生贄」と言われて
「やっと僕は救われる」

ネガティブだけど、なんだか深い哲学的なセリフですね。

愛らしい姿でかわいい声で、これらのセリフを言うところが 余計に意味深な怖さを感じます。

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一番最後のセリフとは

『星の子チコ・ルマリー』の一番最後のセリフは、映画が終わりかけのときに登場して、観客に向かって語りかけます。

できすぎのハッピーエンド?
ともかくすべてが終わった。残ったのは 君とこの闇だけ。

劇場の字幕版では、

映画が終わった以上、残されたのは自分たちと “無限の空虚”だよ。

と訳されていたようです。
「無限の空虚」という言葉の方がなんだか、深く永遠に続く怖さを感じますね。

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『星の子チコ・ルマリー』はなぜネガティブ発言をするのか。

明るく楽しい映画の中なのに、なぜ『星の子チコ・ルマリー』はこんなネガティブで意味深なセリフをばかりを言うのでしょうか。

『星の子チコ』の発言

『スーバーギャラクシー』の中で、『星の子チコ』のセリフです。

「星は命が終わると、砕け散り星屑になる」

「それが集まってまた星になる」

「命は繰り返す」

これまた深いセリフですね。そして決してネガディブではありません。

『スーバーギャラクシー』のエンディングで、『星の子チコ』はビックバンを起こして、新しく生まれ変わるという描写があるそうです。

ここから続いているとすると『星の子チコ・ルマリー』は、死は終わりではなく、新しい命が再生するという信条を持っているのかもしれません。

だとすると、ずっと牢屋の中で囚われているよりも、死んで新たに生まれ変わることを望むのも理解できます。

ネガティブな発言は意図的なもの

任天堂の代表取締役で『マリオの生みの親』でもある宮本茂氏が、『スーパーマリオブラザーズ ムービー』に製作として参加していす。

そして 宮本氏が、インタビューの中で『ピクミン』のショートムービーと『ルマリー』ついて語っています。

最初のころはもっと生きるか死ぬということに対して、とくに興味を示してないピクミンたちを見て、人が何を感じるのかなと思って。あのころは、任天堂のIPを映像化していこうとしていたので、劇中の“ルマリー”のように哲学的なことを含めて、不思議な4コママンガが作れないかなと思って、(後略)
引用:ファミ通.com

『星の子チコ・ルマリー』のセリフには、あえて哲学的な意味を持たせているかのような発言ですね。

入場者特典の冊子からは「ただのネガティブ」なだけのように紹介していますが、実はしっかりと意図的に哲学的なセリフを言わせていたのでしょう。

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スーパーマリオブラザーズ映画の青く光る星は誰?のまとめ

スーパーマリオブラザーズ映画に登場する、青く光る星のキャラについて、劇中のセリフを考察しました。

  • 青く光る星のキャラは『スーパーマリオギャラクシー』に登場する『星の子チコ』の仲間『よろずやチコ』『ルマリー』
  • 劇中の中では名前が出てこなくて紹介もされない謎キャラ
  • 『スーパーマリオギャラクシー』では「命は繰り返す」とのセリフがあることから、死は終わりではないと考えている。
  • ただのネガティブキャラではなくて、意図的に哲学的なセリフを込めた可能性あり

映画自体はわかりやすくて単純で楽しいストーリーです。

ですが、登場キャラクターの中で、青く光る星の『ルマリー』だけが明らかに異物です。

謎のキャラ『ルマリー』が、意味深なセリフを言うことで「あの言葉はどういうこと?」「あれは何者?」と考えることになり、単純な映画がより奥深くなったように思います。

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