やす子、自衛隊のどこに所属して何をしていたのか?今も現役の即応予備自衛官!

やす子、自衛隊のどこに所属して何をしていたのか?今も現役の即応予備自衛官! お笑い芸人
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元自衛隊のピン芸人やす子さん。

自衛隊時代の迷彩服を着て、甲高い声で「はい~!」と返事をする 明るくて元気でいつもにこやかなやす子さんは、ゆるキャラのようだと大人気です。

『今年(2023年)上半期のブレイク芸人』1位になったのも納得ですね。

そんなやす子さんは元自衛隊だと思っていたら、実は現在も即応予備自衛官として所属しているのです。

他の仕事をしながら自衛隊の勤務って可能なのでしょうか。そこで、

  • やす子さんは自衛隊の所属はどこだったのか。
  • やす子さんは自衛隊で何をしていたのか。
  • やすこさんが現在も続けている即応予備自衛官の活動は何か。

などについて調べました。

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やす子 自衛隊での所属はどこ

やす子さんは、高校を卒業後 2017年~2019年の2年間、陸上自衛隊に所属していました。

自衛隊に入ったのは、衣食住が揃っているからという理由で、高校の柔道部の顧問から自衛隊を勧められたそうです。

当時のやす子さんは児童養護施設から高校へ通っていていました。そのため施設を出ても暮らしていける住み込みの仕事を探していたのです。

やす子の所属は施設科

そして陸上自衛隊に入り、京都の大久保駐屯地の施設科、第3施設大隊に配属されました。

施設化とは、戦闘部隊を支援するため、各種施設器材をもって障害の構成・処理、陣地の構築、渡河等の作業行うとともに、施設器材の整備等を行う。
引用元:Wikipedia

通常、施設科は第一線に立って戦闘することはあまりないようです。

部隊や戦闘の支援をすることが任務なので、戦闘地となる場所の整備、道路や橋などの破壊や構築、離着陸場、港等の建設などを行います。

ときには地雷原を処理したり、必要な場合には予備戦力部隊として近接戦闘も行うので、非常に危険な任務につくこともあるようです。

やす子は自衛隊で何をしていたのか

施設科は、任務の内容から多くの建設機械を保有しているので、災害派遣や国際貢献でも活躍します。

やす子さんは交通小隊に所属していて、ドーザ手(ブルドーザーのオペレーター)を務め、ブルトーザー運転の責任者として演習場の道路を造ったり整備を行っていました。

この部隊では周りは男性ばかりで、女性はやす子さんと先輩の2人だけだったそうです。

やす子さんは「丸太を運ぶ訓練もあり、厳しい部隊でした」と語っています。

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やす子さんの自衛隊での1日

やす子さんの自衛隊時代の一日のルーティンは、まずラッパで6時に起床します。

そして点呼、掃除、朝ご飯を食べる。

朝礼の後には、部隊の全員で10キロ走って、その後に仕事に入りブルドーザーオペレーターとして勤務。

仕事が終わるのは17時。

その後 自由時間になるのですが、真面目なやす子さんは、自由時間も「自主的に何かしよう」と決めて、また10キロ走って筋トレをしていたといいます。

自主トレの後に、靴磨きを1時間くらいかけてピカピカになるまで磨き上げて、アイロンがけもします。

そして23時にラッパで消灯。

「自衛官時代はものすごくストイックでした。」とやす子さんはいいます。

自由時間も自主トレとは、ほんとうにストイックで真面目過ぎます!自分の趣味に使うなどのことはなかったようです。

やす子が自衛隊で学んだこと

やす子さんは「社会人としての良識の全てを、自衛隊で教えていただきました」と語っています。

上官や先輩たちを心から尊敬していて、背筋を伸ばして話を聞き、大きな声で「はい!」と返事をし、ドアを開けて見送るなど、尊敬の気持ちを態度で表すことを義務と感じたことはなかったそうです。

「礼儀正しい振る舞いが身に付いたおかげで、今でも無意識に体が動きます。先輩芸人からほめていただくことも多く、この習慣は一生の宝ですね」とやす子さんは言います。

上官からは、「大きな声で簡潔に報告する」ということを教わったおかげで、芸人として劇場でもよく声が通るし、そこからネタ作りにも役立っているそうです。

「私の芸人としてのスキルは、全て自衛隊で身に付けたものと言っていいかもしれません」と語るやす子さん

これらの自衛隊からの学びは、やす子さんの真面目で素直な人柄があってこと得られたものでしょう。

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やす子は現役の即応予備自衛官

やす子さんは、自衛隊を2年で辞めましたが、現在も茨城県の駐屯地に即応予備自衛官として所属しています。

これは普段はそれぞれの職業に従事しながら、月1回程度、年間30日間の訓練に参加して、即応予備自衛官として必要な知識や技能を身につけ、有事の際には招集命令により出頭して自衛官として活動します。

また、大規模な災害が発生して、現職自衛官の部隊だけでは対応がしきれない場合にも、災害救援のため部隊の一員として活動します。

やす子の迷彩服は本物

やす子さんが衣装として着ている迷彩服も、即応予備自衛官だからこそ駐屯地で購入できる本物で、訓練でも使えるものだそうです。

やす子、即応予備自衛官 出典:日刊ゲンダイDIGITAL

「みんな、どこかで買ってきたネタ衣装だろうって言うんですけど、違うんですよ(笑)。正式なものは、自衛隊のお偉いさんの前に出ていくときに着ていけるようきれいなまま保管していて、普段は自分で駐屯地で買った予備のものを着ています。上下で2万円くらいですかね。月に一度の訓練のときにも着てる本物です、はい~!」
引用元:Cocotame

やす子さんは、即応予備自衛官を続けている理由について語っています。

「自衛隊にいた時の恩を返したいという思いがあった」

「誰かのためになるならいいかなと続けさせてもらっている」

人気者で大忙しとなった今でも、自衛隊にいたときと同じような実直さを持ち続けているのが伝わりますね。

▶ やす子が自衛隊に入った理由と辞めた理由、壮絶な生い立ちから芸人になるまで

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「やす子、自衛隊のどこに所属して何をしていたのか」まとめ

自衛隊時代のやす子さんの所属、何をしていたか、自衛隊での生活、学んだことなどについて調べました。

  • やす子は、京都の大久保駐屯地の施設科に所属していた。
  • 交通小隊でドーザ手(ブルドーザーのオペレーター)を務め、演習場の道路を造ったり整備を行っていた。
  • 自由時間も10キロ走って自主トレを続ける ストイックな生活を送っていた。
  • やす子は現在も、即応予備自衛官として所属し 月1回程度の訓練に参加して、有事の際は自衛官として活動する。

自衛隊というといと、厳しい訓練と規則正しい生活という印象を受けますが、やす子さんはさらにその上をいく、自由時間も自主トレや靴磨きをする真面目なストイックさ。

現在も自衛隊での教えや上官への感謝を忘れず、即応予備自衛官を続けているやす子さん。

元々 明るくてかわいくて好きでしたが、やす子さんのことを調べてますます大好きになりました。

これからも今以上に皆から愛されるやす子さんでいることでしょう。

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