九重部屋の力士と歴代親方を紹介!部屋を移転した理由を深堀り、現在の場所とアクセス方法

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日本の伝統文化の一つである相撲界で、名門と呼ばれる部屋のひとつが九重部です。

九重部屋は、日本テレビ系列の『有吉ゼミ』で、すご腕のちゃんこ長・千代青梅さんが大量の絶品料理を披露して“角界一グルメ部屋”としも話題になっていますね。

長い歴史の中で数多くの名力士を育て上げた九重部屋は、2021年2月に東京都墨田区から葛飾区奥戸に移転しています。

この記事では、九重部屋の現在の力士たちや歴代親方や紹介し、部屋を移転した理由や新旧の九重部屋について深堀りします。

また、新しい施設の特徴やアクセス方法についても紹介。

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九重部屋の力士を紹介

九重部屋は数々の実績を誇る相撲部屋で、現在も注目の力士たちが在籍しています。

最新番付(2024年12月現在)に基づくと、幕内には東前頭十四枚目の千代翔馬(ちよしょうま)がいます。千代翔馬はモンゴル出身で、力強い押し相撲と素早い足運びを持ち味としています。

また、十両の西十両11枚目に千代丸(ちよまる)は、親しみやすいキャラクターで多くのファンに愛されていますね。

幕下には、千代栄(ちよさかえ)や千代虎(ちよとら)などの力士が活躍して、若手の台頭も期待されています。

三段目や序二段にも多くの力士が在籍し、九重部屋全体での躍進が注目されています。

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九重部屋の力士

【幕内】
東前頭14枚目:千代翔馬 富士雄(ちよしょうま ふじお)
生年月日:1991/07/20
出身地:モンゴル

【十両】
西十両11枚目:千代丸 一樹(ちよまる かずき)
生年月日:1991/04/17、
出身地:児島県

【幕下】

段位 力士名 生年月日 出身地
西幕下9枚目 千代栄 栄太(ちよさかえ えいた) 1990/07/12 京都府
西幕下10枚目 千代虎 大樹(ちよとら だいき) 2003/04/15 佐賀県
西幕下13枚目 千代ノ皇 王代仁(ちよのおう みよひと) 1991/05/29 鹿児島県
東幕下44枚目 千代雷山 鉄心(ちよらいざん てっしん) 1987/06/21 和歌山県
西幕下58枚目 千代の勝 光王(ちよのかつ みつお) 1994/04/13 沖縄県

【三段目】

番付 四股名 生年月日 出身地
東三段目筆頭 千代大宝 雅人(ちよたいほう まさと) 2001/08/01 山口県
西三段目33枚目 千代大豪 勇星(ちよだいごう ゆうせい) 1998/02/28 兵庫県
東三段目35枚目 千代大牙 将紀(ちよおおが まさき) 2000/01/19 大阪府
東三段目42枚目 千代大和 圭(ちよやまと かいと) 2001/02/16 愛知県
西三段目68枚目 千代大聖 紫龍(ちよたいせい しりゅう) 2001/04/13 本県
東三段目75枚目 千代大光 毅(ちよたいこう しのぶ) 2001/12/26 大阪市

【序二段】

番付 四股名 読み仮名 生年月日 出身地
東序二段27枚目 千代天富 創磨 ちよてんふう そうま 2000/03/17 東京都
東序二段38枚目 千代福 泰樹 ちよふく たいじゅ 2004/09/02 栃木県
西序二段40枚目 千代太陽 祐希 ちよたいよう ゆうき 2001/08/17 東京都
東序二段49枚目 千代北海 壮太 ちよほっかい そうた 1995/10/19 北海道
西序二段52枚目 千代煌山 辰英 ちよこうざん たつひで 2000/05/23 東京都
東序二段53枚目 千代青梅 義和 ちよおうめ よしかず 1986/01/03 東京都
西序二段66枚目 千代剣 大輝 ちよつるぎ だいき 2003/06/18 千葉県
東序二段67枚目 千代狼山 琉聖 ちよろうざん りゅうせい 2004/05/13 大分県
東序二段74枚目 千代天照 ちよてんしょう 2004/12/06 愛知県

九重部屋の力士には、みんな「千代」名前が付くのが特徴です。

引退した力士も含めると、大勢の「千代」力士がいて、この先もずっと「千代」が続けば、被らない名前を考えるのも大変そうですね。

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九重部屋の歴代 九重親方を紹介

初代:11代 九重 雅信(ここのえ まさのぶ)
第41代横綱・千代の山、北海道

2代目:井筒 勝昭→12代 九重 勝昭(ここのえ かつあき)
第52代横綱・北の富士、北海道

3代目:13代 九重 貢(ここのえ みつぐ)
第58代横綱・千代の富士、北海道

4代目:14代 九重 龍二(ここのえ りゅうじ)
大関・千代大海、大分県

初代(11代 九重親方)第41代横綱・千代の山

昭和20年代後半に活躍した力士で、幕内優勝6回の成績を残し 親方として九重部屋を創設しました。 1977年10月51歳の若さで肺ガンにより逝去しています。

2代目(12代 九重親方)第52代横綱・北の富士

昭和40年代を代表する力士で、幕内優勝10回の成績を残しています。

九重部屋から分家独立して、13代井筒親方として井筒部屋を創設していましたが、11代九重親方が逝去したことにより12代九重を襲名。

九重部屋の力士全員を引き取り、井筒部屋の看板を井筒部屋から九重部屋に変更。千代の富士や北勝海の2人の名横綱が育ち、九重部屋の全盛期の礎を築きました。

引退後は解説者としても人気でしたが 2024年11月82歳で逝去されました。

3代目(13代 九重親方)第58代横綱・千代の富士

昭和から平成にかけて活躍、幕内優勝31回、幕内通算805勝を誇り、角界初の国民栄誉賞を受賞した大横綱です。

師匠の12代と名跡交換して13代九重を襲名、九重部屋を継承しましたが、弟子の八角親方(元横綱・北勝海)が独立し九重部屋を八角部屋として継承。13代は東京都墨田区の自宅を改装して新たに九重部屋を建設し多くの力士を育て上げました。

2016年7月に61歳で、膵臓がんにより逝去されました。

現在4代目(14代 九重親方)大関・千代大海

平成を代表する大関で、現在の九重部屋を率いています。
新しい時代に合わせた柔軟な指導法を取り入れ、若手力士の育成に努めています。

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部屋を移転した理由は施設の老朽化と地域貢献

2021年2月15日に、東京都墨田区から葛飾区奥戸に移転しました。

移転の主な理由として、旧施設の老朽化が挙げられています。長年の使用により、施設は安全面での懸念が生じ、最新の訓練設備や居住施設の整備が急務となっていたそうです。

移転先は、地域社会との交流を通じて地元の発展にも貢献することを考え、地元とのつながりを深めることを重要視して移転先を選定したといいます。

新しい施設は3階建ての力士ファースト

新しい九重部屋の施設は、力士を中心に設計された3階建ての建物です。

各階には力士の訓練や生活をサポートするための設備が整っていて、特に「力士ファースト」という理念が貫かれています。

1階が稽古場、2階に若い衆が住む大部屋や事務所、3階を住居となっています。

1階には広い相撲道場が設置され、床は柔らかい素材を使い、怪我のリスクを減らす工夫がされています。さらに、食事を提供する食堂や、休息のためのリラクゼーションスペースも完備されています。

2階には力士の個室と共用の浴室やシャワールームがあり、静かな環境で過ごせるように配慮されています。個室はプライバシーを守るために広めに設計されていて、快適に過ごせるような作りになっているそうです。

3階には事務所やミーティングルーム、管理運営を支える施設が設けられています。

新しい施設は力士ファーストで、生活環境と訓練環境を充実させることを最優先に設計され、力士たちがより高いレベルで成長できることを目指しているといいます。

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旧九重部屋の建物は「ちゃんこ千代の富士」

旧九重部屋は、13代九重親方 元千代の富士の家族が運営する株式会社 秋元が店舗として改装。

本物の土俵を見ながら食事をすることができる「ちゃんこ千代の富士」としてオープンしました。

料理長は、千代の富士の愛弟子の元力士が務めていて、千代の富士が若い頃に食べていたちゃんこの味を提供しています。

店内は落ち着いた雰囲気で相撲部屋の伝統を感じさせる装飾が施されていて、千代の富士の思い出が詰まった味が楽しめると、多くの相撲ファンに支持されています。

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九重部屋の現在の所在地とアクセス方法

九重部屋の現在の住所:東京都葛飾区奥戸1-21-14
・最寄り駅はJR新小岩駅、徒歩20分、車8分
・新小岩駅から京成バスを利用し、バス停「東新小岩八丁目」で下車後、徒歩約3分で到着。

後援会会員に限り朝稽古見学をすることができます。

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まとめ:九重部屋の力士と歴代親方を紹介!部屋を移転した理由

九重部屋の力士と歴代親方の紹介。九重部屋の移転した理由についてまとめました。

九重部屋の移転は、旧九重部屋の老朽化、新しい稽古環境の整備、地域活性化など複数の要因によって行われたということがわかりました。

これからも九重部屋は、力士の成長と地域社会とのつながりを大切にしながら、相撲の世界で活躍するのが楽しみですね。

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