水原一平の悪質な窃盗の手口が明らかに!銀行を騙して送金させた方法とは

水原一平の悪質な窃盗の手口が明らかに!銀行を騙して送金させた方法とは 気になる出来事
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違法なスポーツ賭博で、大谷翔平選手の口座からブックメーカーに送金して、窃盗の罪に問われた水谷一平さん。

これまで不可解な部分が多く、大谷選手を庇ってるのではないかとの「身代わり説」が広まるほどでしたが、米国連邦捜査当局(FBI)の発表で、水原一平さんの窃盗の手口が明らかになりました。

驚いたことに、大谷選手から盗んだ金額は、今まで報道されていた450万ドル(約6億7500万円)ではなく、1600万ドル(約24億5000万円)以上だったのです。

水原一平さんは、捜査に協力してすべてを明らかにすることと引き換えに、刑事処分を軽くする「司法取引」に応じたとされています。

大谷選手も、銀行も、大谷選手の資産管理人をも騙して、口座からブックメーカーへ送金した悪質な手口についてまとめました。

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水谷一平の悪質な窃盗手口

水原一平さんが、大谷選手の口座から“窃盗”した場合の不可解な点として次のことがありました。

口座にアクセスする権限があったとしても、銀行からの本人認証やセキュリティを、大谷選手本人に知られないように操作することができるのか。

大谷選手の専属の会計士や資産管理人が、なぜ長期間、誰も気がつかなかったのか。

このことから「大谷選手の身代わりになったのでは」とか「大谷選手が肩代わりして支払ったのでは」と言われていました。

大谷選手の口座開設を手伝う

大谷翔平選手がアメリカへ渡った2018年、水原一平さんは英語が話せない大谷選手に同行して口座開設を手伝いました。

英語がわからないのでこれは致し方ないですよね。

仮にIDやパスワードが知られたとしても、セキュリティや本人認証があるので、勝手に操作されるとは思いもしないでしょう。

大谷選手は 水原一平さんに、この口座や他の金融機関の管理を任せたことは一度もありませんでした。

大谷選手の資産管理人を騙した手口

水原一平さんは2年以上前から、大谷選手の口座から1600万ドル(約240億円)以上を盗むための計画を立てていたといいます。

水原一平さんが利用していた大谷選手の口座に関しては、水原一平さんのデバイスやIPアドレスから操作されてたことがわかっています。

大谷選手の資産を管理していた金融顧問や代理人には「口座は大谷選手のプライベートなもの」「大谷選手が口座へのアクセスを拒否している」と伝えてアクセスできないようにしていました。

周到に計画を立てていたことがわかりますね。

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銀行を騙した手口

水原一平さんは、2021年9月から違法なスポーツ賭博でギャンブルを始めます。

このときから、大谷選手の口座を利用するために、大谷選手の銀行口座の連絡先を水原一平さんの電話番号と水原一平さんに関連する匿名のメールアドレスに紐づくように変更しています。

銀行は取引が疑わしいと判断した場合、確認するために本人に連絡を取りますが、そこで水原一平さんは大谷選手になりすまして、大谷選手の個人情報を銀行員に伝えて信用させ、銀行口座から違法ブックメーカーへの送金を承認させました。

このときの銀行員との電話のやりとりの記録も確認されています。

水原一平の悪質さ

さらに水原一平さんは、大谷選手の口座からギャンブルの負けを返済して、ギャンブルに勝って入ったお金は自分の個人的な口座に預金されるようにしていたのです。

つまり、ギャンブルに勝っても 大谷選手の資金に手を付けた穴埋めをする気は一切なかったということになります。

借金返済に困って致し方なく手を付けたのではなく、最初から盗むために計画を立てていたのです。

こういうことがわかってくると、今まで大谷選手を献身的にサポートしてたのも、大谷選手の資産を盗むために信頼を得る必要があったからなのかと思ってしまいます。

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ブックメーカーとのやり取り

水原一平さんの悪質な手口が明らかになったことだけではなく、違法ブックメーカーとのやり取りも明らかにされました。

水原一平の損失額

水原一平さんは、2021年12月から2024年1月までの間に、約1万9000回に及ぶ賭けを行ったとされています。

平均賭け金は、約196万円
最大賭け金は、約2450万円

水原一平さんのこれまでのギャンブルの損失額は、1億8290万ドル(約279億8370万円)と判明しました。

そしてギャンブルで勝った額を差し引いた損失額は、4070万ドル(約62億2710万円)だったそうです。

賭けた回数も金額も膨大すぎてわけわかんないですよね。

大谷選手の年収額を見て金銭感覚が麻痺してしまっていたのでしょうか。

一般人からは回収不可能な額なのは明らかで、通常であればブックメーカー側も賭けさせはしないでしょう。

しかし水原一平さんは、ブックメーカーの胴元に大谷選手の口座からお金を盗んで送金していることを伝えていたそうです。

大谷選手のお金であれば返済可能だと判断して、莫大な金額の賭けを続けさせていたのでしょう。

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ブックメーカーとのやり取り

水原一平さんとブックメーカー胴元とのメールのやり取りは、水原一平さんが何度もギャンブルの申し入れを頼み込んでいて、ギャンブルから抜け出せない状態になっていたのがわかる衝撃的な内容です。

2022年11月、「もうスポーツ賭博なんか嫌になるよ(笑)。もう1回賭けさせてもらうチャンスはある? 支払いは気にしないでくれ」

同年12月、「もう200だけ賭けさせてもらえるかな? 母に誓うよ。これをアメリカへ戻る前の最後にする。何度も聞いてごめんなさい」

2023年6月、「ついてないなぁ。最後に賭けられる? これが大幅な損失前の最後だ」
「まずいな(笑) 最後の最後の最後のお願いで、賭けられる?これが本当の最後」

さらには、借金をしている相手に「僕はスポーツベッティングがすごく下手だよね?(笑)」という自虐的なやり取りまでしていました。

負けて膨大な借金を抱えているにもかかわらず、さらにメッセージを送り続けていた水原一平さん。

依存症というのはこんなことになってしまうんですね。通常であれば取り返せるなんて思いもしないのに、判断ができなくなっているのがわかります。

大谷選手の近くにまで来ていた

2023年11月17日、ブックメーカーの胴元は、水原一平さんから負債の返済が滞りはじめて連絡が途絶えたことから、脅迫的なメッセージを送っています。

「ヘイ、イッペイ。今、金曜日の2時だ。私の電話になぜ返事をしないのか分からない。今ニューポートにいて(大谷が)犬と歩いているのが見える。彼に近づいて“水原氏から返答がないんだけど、どうやって連絡を取ればいいか”と聞けばいいかい?どうかすぐに電話をかけ直してほしい」

大谷選手にバラすというような内容です。

それでも、水原一平さんが違法ギャンブルを辞めることはありませんでした。

水原一平さんは「借金の一部を帳消しにしてもらえないか?」と懇願する返答をしています。

そして大谷選手のドジャース移籍が決定した後、2024年1月から2024年3月にかけて、大谷選手の同じ口座から、約32万5000ドル(約5000万円)相当の、野球カード約1000枚や記念グッズを購入して、偽名をでドジャースのクラブハウス宛に郵送させています。

信用賭け金額の増額と、賭け金の上限の引き上げを執拗に求め、その担保として約5000万円相当の野球カードを所有していることを伝えたといいます。

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水原一平の訴追内容

米国連邦捜査当局(FBI)は、数年に渡る大谷選手と水原一平さんの電話内容と会話を確認して、賭博や送金の許可に関する話し合いは一切なかったことが判明しています。

大谷選手も騙された銀行も被害者ということで、より悪質な犯罪となります。

米国連邦捜査当局による連邦法では、水原一平さんの罪は銀行詐欺罪にあたります。

大谷選手への窃盗罪ではないの?と思ってしまいますね。

大谷選手から被害届けが出れば、カリフォルニア州の警察が動いて、大谷選手への窃盗という罪になるそうです。

管轄の違いで訴追内容が違ってくるようです。このへんは日本と違っていてわかりにくいですね。

カリフォルニア州警察は個人の事件として捜査を行い、米国連邦捜査当局は個人だけではなく、バックにある組織や銀行のシステムへの犯罪として捜査を行うそうです。

今後、カリフォルニア州警察の捜査が進むと別の罪状が出てくるかもしれません。

銀行詐欺は元々かなり重い犯罪ですが、その中でもこれだけ莫大な金額を騙し取ったという事例は過去にもなく、量刑は重く 有罪である場合は最長で禁錮30年だそうです。

国際弁護士の清原博氏は「禁固刑でおそらく15年くらいの実刑」ではないかと語っていますが、司法取引に応じたとされているので、実刑はもっと短くなると思われます。

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水原一平の悪質な窃盗の手口まとめ

今回の発表で、水原一平さんが計画的に大谷翔平選手の口座からお金を盗んだことがわかりました。

そのために、大谷選手、銀行、資産管理人にウソをつき続けていたのです。

  • 大谷選手の口座開設の手伝いをする。
  • 銀行口座の連絡先の電話番号とメールアドレスを自分のものに変更。
  • 銀行に大谷選手になりすまして電話し、口座の違法ブックメーカーへ送金。
  • 負債は大谷選手の口座から返済し、勝ったお金は自分の個人口座へ入れていた。
  • ブックメーカーの胴元へ何度も頼み込んでギャンブルの申し入れをしていた。

今まで、借金返済のために追い込まれて大谷選手のお金に手をつけたのだと思っていました。

しかしそうではなく、最初から計画的に銀行を騙して送金していたことがわかりショックを受けました。

さらには勝ったお金は自分の口座に入れていたということから、大谷選手のお金の穴埋めをすることは考えていなかったこともわかりました。

まさかここまで悪質な手口で騙し続けていたことは衝撃的でもあります。

これからも新しい事実がでてくるかもしれませんね。

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